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「朝カフェ次世代研究会」で感じる、「共感資本」とウッフィー #asacafestudy

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来週水曜日、『朝カフェ次世代研究会』の第2回目を行います。

既にご案内の通り、募集開始後、1日足らずで満席。

しかも、1回目は出席率は95%で、遅刻ゼロ。

参加されたのは、会の主旨に賛同いただいた方々ばかりでした。

第2回目の申込を見る限り、第1回目と同様、会の主旨に賛同いただいた方々にご参加いただいているようです。

何でこのような素晴らしい創発が起こるのか?

単なるソーシャルメディア技術の進化だけが要因ではなく、根本にあるのはお互いの「深い共感」ではないかな、と思います。

一昨日の4/22(木)に、今泉さん主催の『Twitter起業研究ナイト2 - 4月22日夜・赤坂』に参加した際にも、同じことを感じました。

月一回のオルタナティブ・ブロガー会議も、同様です。

「一緒にいる仲間と共有している、その場の心地よい空気に、いつまでも浸っていたい」、という、居心地の良さがあります。

これは、ネットで培っているお互いの共感が、リアルな場で共有されているからなのでしょうね。

 

田坂広志先生が書かれた『目に見えない資本主義』では、「知識資本」「関係資本」「信頼資本」「評判資本」「文化資本」という5つの資本の「メタレベルの知識資本」を総称したモノとして、「共感資本」という言葉が出てきます。

ネットの場とリアルな場で、色々な人と共感を共有してみて、「共感資本」というのは、仲間と共有する「共有資本」なのではないか、と思うようになりました。

お互いの関係性の中で成立するものなので、このように考える方が自然かもしれませんね。

「ウッフィー」という考えも、これに近い概念かもしれません。

 

『朝カフェ次世代研究会』で目指すべき方向が少し見えたように思います。



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