正直は美徳か? 実用か?
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"Honesty pays in the long run" (「長い目で見れば正直は報われる」)
また、"Honesty is the best policy."(「正直が最善の策」)という言葉もあります。
中学生の頃は、この言葉は人間として生きていく上での美徳を説いた言葉だと思っていました。
色々と経験して改めてこの言葉を聞くと、これは非常に実用的な言葉であると思えてきます。
確かにその場をやり過ごすためにウソをついた方が楽な場合もありますが、これもしょせん一時的なもので、いづれそのようなウソはばれます。
「彼(又は彼女)は、必要な時はすぐにウソをつく人間だ」と思われることが、いかに大きな損失になるかは言うまでもありません。
常に正直かつ率直であり続けることが、人からの信頼に繋がりますし、何よりも、ウソをついたら、話の整合性を維持するためには過去のウソを全て覚えていなければなりません。でも、私はそれ程記憶力はありません。
そうであれば、常に正直であり続け、言っていることと現実の整合性を常に持ち続けていることの方が、よいと思うわけです。
実際のビジネスでも、お互いに正直であることが大前提です。もちろん競争社会ですから様々な駆け引きはありますが、その競争ルールの基本には「正直であり偽らないこと」があります。
そもそも、このような損得勘定は抜きにして、私自身偽ることは嫌いですし。常に自然体でいたいですね。
一方で、松山真之助さんが、メルマガ"Webook"の中で、『「善玉ウソ」を使いこなせ』という本を紹介なさっています。
このように相手を幸せにするウソもあるのがまた、世の中の味わい深いところですね。
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