タイ旅行のちょっとした事 その20 バンコクの洪水について5
昨日無事帰国しました。
結局私がバンコクにいる間は、会社にも宿泊先にも水は来ませんでした。
ヒロさんからヤワラーはどうですか。みたいな連絡があったので、ヤワラー方面に行こうとしたら通行止めでした。
どうやら、冠水したようです。
私が今回始めて味わった通行止めでした。
他の場所へは運良く通行止めを免れてきて、御客様にも御迷惑を掛けずに済んでいたのですが、ヤワラー方面は当分駄目なようです。
ずっと天気がよかったので、これでこのままいけばと思っていたのですが、中部からの水を堰き止めずに南に流したようで、そのため、雨などで水は増えないのですが、移動により、バンコクは冠水しているようです。
今後も増えていくと考えられます。
南に水をながさなければ、水が退くのが遅れますから、現地の人々にとっては、何で南に流さないのか!となるのですが、そのためにバンコクの商業地域が冠水すると、経済的にタイ経済に大きな打撃を与えることになります。
最悪、資本の引き上げという事態になり、政府は、復興の資金の調達ができず、結果、今回洪水で被災した方々への援助が十分に出来ないという事態になります。
観光に影響があるぐらいなら(それでも大きな損害ですが)、短期間で復興できるでしょうが、商業地域全体が長期間機能しないというのは、タイ経済に深刻な打撃を与えます。
つまり、シーロム、アソーク、スクンビットなどは絶対に冠水させてはいけない地域なのです。
少し前、テロとかデモとかで一部の地域で短期間、経済活動ができないという事態になりましたが、その時でさえ、大変な経済的な影響力があり、まだ十分な復旧がされたとは言えない状況です。
是非、タイ政府には、目先に事ではなく、1年先、5年先、10年先を考えて対応していただきたいと思います。
今日はここまで、またいつかお会いしましょう!。