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シリコンバレーのサムライ・ウルフが、イノベーションについてつぶやきます。(時々吠えることもあります。)

原発問題を冷静に考えるーリンク集

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MIT原子力工学科(Massachusetts Institute of Technology, Nuclear Science & Engineering; MIT NSE)
<原文>
http://mitnse.com/2011/03/13/why-i-am-not-worried-about-japans-nuclear-reactors/
<日本語抄訳>
http://bravenewclimate.files.wordpress.com/2011/03/fukushim_explained_japanese_translation.pdf

原発事故を理解するにはまずこの記事がお勧め。MIT原子力工学科のサイトにあるJosef Oehmen氏の寄稿。その後やや修正されている。これが私が今までに読んだ中でもっとも正確で中立的と思える。MIT NSEのサイトには他にもいい解説がある。http://mitnse.com/

福島第一原発で何が起きているのか——米スリーマイル島原発事故より状況は悪い
大前研一
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20110315/263842/?top_f1RT

さすが大前さん。原子力の知識があり(上記MIT出身。しかも昔の知識なので、逆に40年も経つ福島原発の建設の頃の状況に詳しい?)、ロジックが感情で流れないので、話がわかり易い。ただ、最近の大前さんは日本の為政者/経営者に対する期待が限りなくゼロに近いので、原発は二度と日本では建設されない、と切り捨てている。でも、本当にそれでいいのか?十分に事実と議論を尽くして決めなくていいのか、と疑問に思う。

破局は避けられるか――福島原発事故の真相
広瀬隆(ジャーナリスト)ダイヤモンド・オンライン
http://diamond.jp/articles/-/11514

「すべて私のごとき人間に想定でき、昨年8月に発刊した『原子炉時限爆弾』(ダイヤモンド社刊)に書いたことばかりが起こったのである」とする記事。本当なら、なぜ放置したのか?と疑問が残る。事実を知りたくなる。

未曾有の震災が暴いた未曾有の「原発無責任体制」
塩谷喜雄 Shioya Yoshio(科学ジャーナリスト)
http://www.fsight.jp/article/10319

「虚構の安心と安全は、東電と東大と経産省という、産学官のトライアングルで築き上げられてきた」と喝破する。私の知る東大原子力出身の人は誠実な人ばかりだ。国を思う、優秀で誠実な人が多くいた帝国海軍が戦争を止められなかった理由と似てないか?そんな仮説が頭をよぎった。

何故「脱」原発か?
原子力情報資料室(CNIC)
http://www.cnic.jp/modules/about/article.php?id=15

反原子力勢力の考え方を知るいい資料。議論の視点を多く提供してくれるが、ロジックの手前味噌が散見される。「原子力情報資料室」という中立的なネーミングがなかなか巧みで感心する。

「ヨウ素剤デマ」の厄介
おごちゃんの雑文
http://www.nurs.or.jp/~ogochan/essay/archives/3118

ちょっとおとぼけ風の書き出しだが、デマに関する鋭い観察が光る。「デマを防ぐ有効な方法は『正しい情報を増やす』に尽きる。つまり、情報を出す側が頑張らなきゃいけない。いわゆる啓蒙活動だ。(中略)専門家はその知識か活動を広報する義務がある。」という文章には感服した。
私も「知識は力なり。」と常々肝に銘じてきた。それは、「国民の思考を停止させる」という愚民政策が国家の管理には都合がいい、ということと裏返しだ。

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