自分に何を課していますか？

あなたにとっての日課は何ですか？
毎日、必ず行っていることは有りますか？

早朝にウォーキングをしている人、早朝ランを自らに課している人、資格試験の勉強をしている人、語学の勉強をしている人、とにかく乱読で片っ端から本を読んでいる人、などいろいろだと思います。

現在の筆者は、何かの受験を控えているということもないので、日経新聞の購読に毎朝、精を出しているくらいです。とにかく日経新聞を読むことが大好きなのです。

筆者のことは脇に置いておいて、近年において私が最も刺激を受けるような日課を課している人がいます。
日本人として初めて伊フェラーリをデザインした、奥山清行氏の日課です。
同氏は、毎日「100のデザインスケッチを描くこと」を自らに課していると言います。

1000もあるデザインアイデアの中からでも、採用されるのはわずかたった1つのデザインに過ぎないと語っているのです。不採用となった残りの999のデザイン案も無駄にはならないとまで言っています。デザインのストックとなるそうです。

デザイナーでもない人に、同じことをマネしてやり始めなさい、とまではとても言いません。
ただ学び取って欲しいのは、奥村氏ほどの実力を持ったデザイナーであっても、その土台は日々の地道な努力からしか生まれないということです。持って生まれたセンスだけから仕事を次々に受注している訳ではない、ということです。

このようなはなしを聞くと、居ても立っても居られなくなりませんか？
筆者はそういうタイプの人間です。（笑）