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勝者のメンタリティーを感じた男子サッカー U-23日本代表

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男子サッカーU-23アジア選手権を先日の深夜にTV観戦しました。
準決勝のイラク戦でしたが、見事に勝利して今夏のリオ五輪への出場を決めたことは周知のとおりです。

この大会、特に一発勝負の決勝トーナメントが始まる前には、筆者は同代表チームの力量に疑問符を付けていました。 なぜなら昨年までの同世代が一同に会する国際大会では、なかなか結果を出すことができなかった世代だったからです。

ところがいざ準々決勝から順番に始まると、彼らは負けないサッカーを展開し続けてくれました。

ベースになっていたのが守備の堅牢さです。 どうして守備が堅牢かと言えば、スター選手が不在で一人の力で局面を打開できる選手が不在と言われている中、勝ち続けるために必要な戦略として「点を取られなければ負けない」という選択をしたのです。

ただアジアの強豪が揃った大会である中、一貫して戦略を貫くことは用意ではありません。彼らをぶれることなく動かし続けた根幹にあるものが、メンタリティーでした。

誰一人として自分勝手なプレーをすることなく、フォア・ザ・チームの精神で制限時間内を戦い続けたのです。
本当に立派でした。

もちろん、チームをここまで立て直してきた手倉森監督には頭が下がる思いです。
広島の監督である森保氏とともに、同監督も名将の仲間入りを果たそうとしているのではないでしょうか。

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