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世界を変える何かは、既に近くにあるかもしれない

イノベーションを紡ぐもの

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私は、とある大企業の、絵に描いたような中間管理職をやっているのですが、会社の中に、入社して以来、いろんな意味で頭が上がらない人たちが何人かいます。その内の1人が、卒業して今日から別の部門に移ることになりました。彼は私の入社時の先輩、上司、そしてメンターでもあります(私のいる会社にはメンター制度があり、直属の上司とは違う視線での育成が図られているのです)。

彼から教わったことの一つは、決断をするときに、自分の位置ではなく、「OOさんだったらどうするだろう」と考えること。OOには、自分の上司や社長の名前が入ります。いつもはどうしても自分のチームの都合を考えることが多いのですけど、時々は、自分が研究所長だったら、とか、社長だったら決断は変わるだろうかと考えるようになりました。

 

異動の話を聞いた時、彼からのメッセージは、自分の呪縛から解放されなさい、でした。彼は、私や私のプロジェクトには厳しかったですが、その反面自分のやっていることが、上には理解してもらえているという甘えもあったと思います。また、確かに、私は、何らかの決定をするときに、彼ならばどうするだろう? と考えることが今でも多いです。でもそれはこれからも変わらない気もします。ただ、これからは、もっと揺るぎないビューを持つように、ということなのでしょう。

私が沢山のことを学んだ時の彼の歳に、私自身が近づいて来ました。多分、私に託されたはずのバトンを、私は、次の世代に渡すことができるのでしょうか?

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コメント

■「イノベーション力」世界ランキング、トップは日本・中国は54位-英経済誌―いずれにせよ、日本が環境技術などこれからの分野では実質上のトップか?
こんにちは。イギリスのエコノミスト誌が行った「イノベーション力」の世界ランキングで日本は世界一になりました。2月に行った米シンクタンク・情報技術イノベーション財団(ITIF)は世界各国の技術革新と競争力に関する評価報告を発表した。シンガポールが1位、日本が9位となりました。競争力とはひらたくいえば、輸出力ということになります。いずれにせよ、日本は環境技術などにおいては、実質上世界一だということだと思います。日本のマスコミなどはこのようなことには全く関心がないようで、あまり報道もされていません。詳細は是非私のブログをご覧になってください。

うらら

yutakarlsonさん

ありがとうございます。ブログを拝見させて頂きました。確かに最近暗いニュースが多い中で、うれしいニュースですね。ご紹介いただいたEconomistの「イノベーション力」世界ランキング、やそのような尺度をどのような重みで使ったかの資料をちょっと眺めてみました(Economist Global Innovation Indexで検索すると出てきます。innovationの入力としてGDPに対するR&D投資の割合、労働者の教育度、スキルなどが尺度として使われ、これらに対する出力として、特許数を挙げています。ちなみに日本は、人口当たりの特許数が、第1位です。GDPに対するR&D投資の割合も第3位(アメリカは第5位)となっています。

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