豚インフルエンザと状況依存型アプリケーション
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豚インフルエンザが各地で猛威をふるっていますが、感染者の情報をリアルタイムでGoogle Mapsに表示するサイトがアメリカや英国で立ち上がっています。
豚インフルエンザの感染マップ、個人作成のソーシャルメディアが先行
分布は大体同じですが、“2009 Swine Flu Outbreak Map”の方は、中国、香港、シンガポールなどでの感染の疑いについてもカバーされています。
Web APIやマッシュアップ技術を使って、迅速に構築されたアプリのことを、Situational Application (状況依存型アプリケーション)と呼ぶことがありますが、コミュニティのパワーと相まってこのような災害やパンデミックの際には威力を発揮しますね。もっとも、2009 Swine Flu Outbreakでは、最初は直接入力を許していたのが、現在は、まずメールベースで報告してほしいと書かれています。
インフルエンザ情報といえば、ユーザが入力する検索語の傾向からインフルエンザの発生を推測し表示するGoogle Flu Trendsが有名です。米国の状況しかわかりませんが、こちらは今のところ目立った動きはないようですね。
特に、これから海外旅行に行こうとしている皆さんには重要な情報だと思います。
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