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世界を変える何かは、既に近くにあるかもしれない

Integration as a Service

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仕事が立て込んでいたこともあり、ブログの更新がすっかり疎かになってしまいました。今後は、少しずつでも更新していきたいと思っています。

クラウドコンピューティングやSaasが注目を集める中、色々な As a Service (XaaS)が登場しています。Platform as a Service, Storage as a Service, CPU as a Service, などなど。そして、今回ご紹介するのはIntegration as a Serviceです。処理やデータサービスそのものを提供するのではなく、社内および社外の様々なコンポーネントやサービスのインテグレーションを、クラウド上で提供するというものです(なんだかややこしいですね)。

将来的には、世の中5つ位のクラウドで構成される、という予測もありますが、現在は、複数のクラウドサービスが提供されています(この傾向は当分続くことでしょう)。これらのサービスでは、異なるAPI、異なる認証メカニズムが用いられています。また、これらのアプリを統合するためには、それらの違いを吸収する必要があります。

例えば、Boomiというベンダが提供するBoomi AtomSphereは、SaaSやCloudと、自社の(on-premise)アプリケーションを接続するためのサービスです。複合アプリケーションを構築するためのビルダーサービス、イングレーションのランタイム、そしてモニター機能から構成されています。簡単にいうと、それぞれのサービスに対するwrapperがWeb上で提供されていて、それらを組み合わせて使うような感じです。Boomiの他にも、Cast Iron社のCast Iron Cloudやopen sourceのJittebitなど、従来からのカテゴリだと、サービス統合、データ統合のサービスが、SaaSとして提供されはじめています。

また、CPU as a Service (EC2)やStorage as a Service (S3)で有名なAmazonは、メッセージキューをサービスとして提供する、Simple Queue Service (SQS)を公開しています。SQSを介して様々なサービスを非同期に接続することが可能です。私、SQSを最初に見たとき、どういう使い方をすると良いのだろうか、と思ったのですが、今思うと、Innovation as a Serviceを実現するための技術であるわけですね。

今後、インターネット(クラウド)上のoff-premiseサービス は、ますます増加し、コアとなるon-premiseサービスと統合する形の分散アプリケーションも増えてくるものと思います。このHybrid Cloudとでも呼ぶ形態が、企業で受け入れられていくか、注目したいところです。

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