オルタナティブ・ブログ > 安藤怜のロンドン灯 >

英国ロンドン発のニュースなど

紙というメディアの限界(2)

»

とりあえず引っ越しが終わりました。疲れました。

ところで、いままでにも、紙媒体とウェブの違いついて自分なりに考えてきましたが、紙の方が歴史が長いし、自分の関わってきた時間も長かったこともあり、紙の側から見たウェブという視点にとらわれてしまっていたようです。

しかし、今回の引っ越しで実感しました。紙の資料は重いし、嵩張るし、整理を怠ると、どこに行ったかわからなくなるし。こうしたデメリットを乗り越えて、あえて紙媒体を使うメリットは、どこにあるのでしょうか? 

紙の方が長い文章をじっくりと読むことができる、いろいろと書き込みしながら読むことができる、ぐらいなものでしょう。つまり、紙のメディアとしての役割は、もう終わりつつあり、じっくり読んだり、書き込みしながら読むための道具(ツール)としての役割だけが残されているのではないか、と思います。

Comment(3)