私を通り過ぎていったパスワードたち(3)
前回のエントリーを書いている途中で思い出したのですが、あえて書かなかったことがあります。それは、ある銀行のカードの暗唱番号に自分の生年月日を使用していたこと。昨日、あわててカードの再発行を依頼しました。ここまでをまとめると
■口座数:ID数:パスワード数=5:7:10
オンライン・バンキングでは、IDが口座番号と一緒だったり、違っていたり、また、パスワードが複数になることもあり、口座数よりも、IDやパスワードの数が増えています。
さて、銀行口座などに次いで、お金が関わるものは、オンライン・ショッピングがあげられます。私は、ネット・オークションで取引をしたことは、ほとんどありません。そのため、唯一持っていたネット・オークションの口座も、今回解約しました。
私の行うオンライン・ショッピングは、ほとんどが書籍と旅行関連です。書籍は、amazonの「.com」、「.co.uk」、「.co.jp」とbk1の会員となっています。日本から海外に発送してもらうことを考えると、配達方法に選択肢の多いbk1の方が便利だと思います。
書籍の購入は、それほど大きい金額にはならないので、今までは、あまり気にしていなかったのですが、amazonもbk1もメール・アドレスをIDとして、パスワードを入れるだけでログインできます。そして、ログインするとクレジット・カードのデータが表示され、カードの裏面にある3ケタのセキュリティ・コードを入力しなくても、そのまま購入できてしまいます。ちょっと心配になってきたので、メール・アドレスを、あまり使っていないものに替え、パスワードも、より複雑なものにしました。
旅行関連では、lastminuteなど5つのサイトに登録しています。クレジット・カードのデータが記録されているサイトは、パスワードをより複雑なものにして、そうでないのは、いままで通りにしておきました。
ここまでのまとめ
■アカウント(口座)数:ID数:パスワード数=14:16:19
すでに、覚え切れなくなっています。たまにしか使わないサイトで、買い物をするたびにIDとパスワードを思い出さなければならない、というのは、かなり面倒くさく感じるものです。提供される商品や価格に大きな違いがなければ、同じジャンルのサイトに複数登録する可能性は低くなります。ユーザー登録しなくても購入できて、なおかつ登録すると何かメリットがある、というようなサイトが、ユーザーから見て使いやすいと言えます。