ソニー・ヨーロッパのブラビア工場
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スペイン・バルセロナにあるソニーの液晶テレビ工場を見学してきました。ソニーの液晶テレビ『ブラビア』は、欧州でも販売が好調で、最近のシェアは15%近くにまで伸びているそうです。
『ブラビア』で使用される液晶パネルは、ソニーとサムスンの合弁によるS-LCD社で生産されているものです。しかし、ソニーの説明によると、同じ工場で生産されているものの、両社では、ラインが別で、品質基準も異なるのだそうです。また、画像処理技術も、ソニーの独自開発による"ブラビア・エンジン"が採用されているため、画質は、ソニーの液晶テレビの方が、サムスン製よりもずっと良くなっています。
ヨーロッパでは、40インチ以上の大画面テレビでは、いまのところ、まだプラズマ・ディスプレーの方がシェアが高いようです。ただ、欧州では、プラズマディスプレーの分野では、日本のメーカーは、あまり存在感は無く、LGフィリップスとサムスンが2強となっています。
これに対抗するべく、ソニーは、40-44インチは液晶テレビで、45インチ以上は、リアプロジェクションでシェアを拡大する方針のようです。イギリスでも、大量のスーパーボールがはね回るブラビアのTVCMが放映されて、話題を集めていますね。
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