ミュージカル
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先日、映画『Billy Elliot』(邦題はリトル・ダンサー)のミュージカル版を見てきました。
日本にいた頃は、ミュージカルなんて一度も見に行ったことがなかったのですが、ロンドンに来てからは、ちょくちょく行くようになりました。
その『Billy Elliot The Musical』なんですが、元になった映画自体がミュージカルのようなものだったので、映画で使われた曲を、そのまま使ってるのかと思っていたら、なんとほとんどがオリジナル。それも作曲はエルトン・ジョン。
微妙に映画版とは、テイストが異なりましたが、それでもなかなか楽しめました。やるじゃんエルトン・ジョン って感じ。
でも、よく考えたら、音楽をオリジナルにしないと、ミュージカルは儲からないのですよね。なぜなら、ミュージカルの製作費は入場料収入だけでは回収できないため、楽曲のCD、パンフレット、Tシャツなどを売ることで回収を図るわけです。だから、映画とまったく同じ楽曲を使うと、映画のサントラが売れるだけで、ミュージカルの製作サイドは困るわけです。
この「入場料収入だけでは赤字だが、グッズやCDの販売などで稼ぐ」という収益構造は、他のミュージカルでも同じです。
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