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移民について-イギリス篇-

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フランスでは、アフリカ系移民による暴動が続いているようなので、同様に移民の多いイギリスの現状について、書いてみたいと思います。

といっても、イギリスの移民政策について詳しい知識があるわけではないので、あくまでもロンドンに住んでいる一市民として、感じるところを書きます。

私が住んでいるのは、ロンドンの西3区です。住人のマジョリティは、白人なのですが、有色人種の比率もかなり高く感じます。

ここに住み始めたのは6年前ですが、その時は、インド系住民が多かったように感じます。 しかしその後、中東系が多くなり、中米系が多くなり、そして中国系が多くなり、という感じで、少しずつ住民が入れ替わってきました。今うちの近所では、インド系住民は、ほとんど見かけなくなりました。ここ一年くらいは、ポーランドなどの東欧系の白人が多くなっています。

例えとして適当かどうかわかりませんが、「去年は梅の花が良く咲いたけど、今年は、桜が満開だなぁ」というような感じで、ある時ふっと住人が入れ替わっていることに気づきます。

この人たちが、英国外から来たのか、英国内の他の地区から来たのか、そして、どういうきっかけで、住民の構成に変化が起きるのかは、よくわかりません。ただ、気がつくと入れ替わっている、という感じです。

新しい住人が増えると、通りは落ち着きが無くなって、ちょっと柄が悪くなります。半年位して、彼らの生活が落ち着くと、街も落ち着きを取り戻します。そんなことの繰り返しです。

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