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うつ病などの精神疾患に関して、世間ではまだまだ誤解が多く、また知られていないことが沢山あるように思います。そのことがうつの方を増やしている1つの原因になっているとも言えます。誰でも精神を患う可能性はあり、それは自殺にも至る恐い病気です。1人でも多くの方に理解して頂けるよう、医療・福祉・企業側のバランスよい視点を心がけて執筆していきます。

広げよう社会復帰支援の輪

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こんにちは、リヴァの伊藤です。

先日、てんかんの方の支援をしている方々とお会いしてきました。
その中の1人が、新宿神経クリニックを開業している医師の渡辺雅子さん。

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※渡辺雅子院長(新宿神経クリニック)


『てんかん』と聞くと、
急に倒れたり、けいれんをおこして恐い。。
といったイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

そんなわたくし自身も、てんかんの発作を直接見たことはありません。
あえて言えば自分が飼っているチワワが、てんかんを起こしたことは何度かあります。
白目を向き、手足がピーンと伸びて痙攣する、

最初はてんかんとは知らなかったので、
このまま死んでしまうのではないかとすごく焦りました。

これがもし人間だったらと考えると、相当ビックリすると思います。

モカバナナ縮小サイズ.jpg
※可愛いので載せておきます♪


発作が起きた時は、基本的には発作が収まるまで様子をみれば大丈夫です。
数分すれば、発作が収まり本人の意識が戻るようです。
近くにぶつかって怪我するようなものがあれば除く、
危険な場所で発作が起きたら移動させるなども必要な場合もあります。

『てんかん』ということを事前に知っていれば、冷静に対処出来ます。


渡辺さんは、てんかんを抱えていても優秀な方もたくさんいると仰っていました。
しかしながら、てんかんというイメージだけで
退職や再就職の難しさなど、その可能性は奪われてしまうことが多いようで、
うつ病とも似ている部分があると感じました。

例えばてんかんの発作が1年に1回だけ起きたとして、
その時間が3分とした場合

1年でたった3分、周りが理解して対応してあげたら
その人が活躍出来る場が増えていくかもしれない。

てんかんの患者数は、100万人とのこと(渡辺さん談)。
そして誰でもなる可能性がある病気です。


世の中には、うつであってもてんかんであっても
その疾病を伏せて働かれている方が大勢いると思います。
本当は本人だって、疾病をオープンにして周りもそのことを知った上で
働けたほうが、働きやすいはず。
疾病への理解が進み、きちんと働けるといった実績を積んでいけば、
疾病への偏見や差別が改善されていくと信じています。

対象としている疾病は違えど、
アツい想いをもった方々とお話しが出来て楽しかったですし
引き続きお互いの課題を共有しながら、
ひとりでも多くの人が自分らしく生きれる社会実現に向けて頑張ろうと思いました。

てんかんについて理解を深めてもらうイベントとして
パープルデー」というものがあるようです。
「紫色のもの」を身につけ、世界中で実施されるとか。

渡辺さんのところでも、3/12 に皇居ラン&ウォークのイベントを実施するようです。

詳細はこちら

どなたでも参加可能とのことですので、
もし興味ある方は、何かパープルを身につけて是非参加してみてください。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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