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うつ病などの精神疾患に関して、世間ではまだまだ誤解が多く、また知られていないことが沢山あるように思います。そのことがうつの方を増やしている1つの原因になっているとも言えます。誰でも精神を患う可能性はあり、それは自殺にも至る恐い病気です。1人でも多くの方に理解して頂けるよう、医療・福祉・企業側のバランスよい視点を心がけて執筆していきます。

広げよう社会復帰支援の輪2

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こんにちは、リヴァの伊藤です。

先日、ある方のご紹介で
KUMIKI PROJECT 代表の桑原さんにお会いしてきました。

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なぜかというと、
わたくしがカフェバーのようなコミュニティ空間を創りたいと、
現在その準備を進めています。

どうせやるならD.I.Yでやって、
多くの人を巻込んで創ってみたいと思っています。

桑原さんが手がけるKUMIKI PROJECTでは、
家具や部屋を自分でつくれるキットを用いて、
自ら作る楽しみ、それによってヒトとつながる喜び
などを広げようとしています。

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桑原さんは、もともと東日本大震災の震災復興で活動しており
そのなかで印象的な出来事があったそうです。

津波によって仕事を失ってしまったお父さんが、
家に引きこもってしまっていました。
桑原さん達が集会所を自分達で創るべく
地元の方々に声掛けをしたところ、
その中にそのお父さんがいて、道具をもって参加してくれたそうです。
建築技術もお持ちで、活き活きと活躍しはじめ、
普段は寝てばっかりのお父さんが
「すごい!」と子供達も興奮気味。
そこにお母さん達がおにぎりを持ってきて、
皆で楽しそうに食べる光景が忘れられないとのこと。

そんな光景をもっと広めるべく、
2013年に起業され着実に実績を積み上げられています。

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リヴァでは、
自分らしい生き方の実現を目指す中で、
色々な生きる選択肢の体験を創っていきたいと考えています。


先ずは価値観を広げるキッカケづくりを
いろいろと試行錯誤しておりました。
田舎での宿泊体験などもその1つです。

今回、桑原さんとのお話の中で、
生きる上での技術をあげていくこと、
このコトもとても重要な要素であると気づかされました。

D.I.Yの技術を上げることは
費用を下げることにもつながると思います。
例えば家賃の安い部屋でも自分次第でカッコよく出来る、
生き方の選択肢を広げることになるんだなと。
またそういう技術を持つことが、
本人の自己肯定感を高めることにもなります。

アプローチの違いはあれど、
目指す社会像は近く、それぞれの強みを活かして
これからもお互い刺激し合えたらと思いました。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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