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うつ病などの精神疾患に関して、世間ではまだまだ誤解が多く、また知られていないことが沢山あるように思います。そのことがうつの方を増やしている1つの原因になっているとも言えます。誰でも精神を患う可能性はあり、それは自殺にも至る恐い病気です。1人でも多くの方に理解して頂けるよう、医療・福祉・企業側のバランスよい視点を心がけて執筆していきます。

日本精神神経学会に参加してきました

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こんにちは、リヴァの伊藤です。

先日、第112回日本精神神経学会学術総会に
シンポジストとして参加してきました。

わたくしが参加したのは、
「精神障がいの就労・雇用のこれから」

リヴァで取り組んでいる気分障害の方の
復職支援・再就職支援の現状と課題、そして今後についてお話してきました。

参加した経緯は、司会を務めた大西守さま(日本精神保健福祉連盟常務理事)
からお声がけを頂いたからです。ありがとうございます。

ブログ)日本精神神経学会.png

シンポジストは全部で4名。
行政、企業、産業医、そしてわたくしと
それぞれの立場から取組みや課題について話をしました。

他の方々がリアルな取組みや現状のお話しをしている中、
わたくしの生き方とか自分らしいなんて内容などは、
若干浮いてる感じをヒシヒシと感じておりました。。(汗


でも、シンポジウムが終了した際には
何名かの医師の方が、名刺交換に来て頂けたり
朝日新聞の記者の方から声をかけてもらえるなど、
リヴァという会社を知ってもらう機会にはなりました。


どのシンポジストの方も
皆、想いを持って日々対応されていることが伝わってきました。
ただそれぞれが連携出来ているかというと、
まだまだその余地は大きいように感じました。

皆それぞれ出来る領域の中で一生懸命やっているのですが、
そんなことで困っているのであればこの部分で協力できそう、
行政の影響力を活用すればこんなふうに広げられそう、など
他の方のプレゼンを聞いていて思うわけです。

おそらくリヴァという取組みに関しても、他のシンポジストからすれば
そんなことやってるんだーってことだと思うので、
お互いがやっていることや課題を可視化出来る機会を増やせると良さそうなんですけどね。



それから、シンポジストの方が発表で仰っていたのですが、
就職して失敗したとしても、それは次につながるための材料にもなり
その人にとっては一歩進んでいる。
結局は本人がどうその事実をとらえるかがとても大切であると。

未来のことを考えると不安になり悩む人は多いですよね。
いくら考えても未来のことはその時になってみないと
分からないわけですから、先のことを考え不安になるのではなく
「いま」出来ることを一生懸命やる。
その「いま」を納得感持って生きていれるかどうか、
自分として後悔ないようにやれることをやっているか、
そう考えるようになって、わたくし自身は生きやすくなりました。


少し脱線しました。。
これまで学会に参加したことはありませんでしたが、
医学学会といっても行政の方や企業の方なども取組みを発表されていて、
刺激があるものだと思いました。

また機会があれば参加してみたいです。
最後までお読み頂きありがとうございます。



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