相変わらず要領が悪い私の記者対応
ちょうど一年ほど前、「要領のわるい私?」というエントリを書きました。某誌の記者から帰り際に電話があって、スペースが開いたから事例ネタ用意できれば載せますと言われ、元上司との懇親会に遅刻しながらも残業してネタを準備して、上司からは「相変わらず要領が悪い」と言われた話です。
さて、1年ほどたって、相変わらず「要領の悪い」記者対応を続けています(笑)。この1年に起こった例を2つほど。
ひとつは、たった1本のプレスリリースに来た問い合わせに真剣に対応したことです。翻訳ものだったせいか、記者の方にはイマイチわかりづらかった様子。メールの複数回の往復、更には出向いていただいての取材など、かなり時間をかけました。もちろん取材する側の方も、取材を受ける側の方も、たくさん時間をとられました。結果として、月刊誌とオンラインメディアと両方に掲載いただけました。
もうひとつは3時間20分に及ぶ取材です。取材する側、受ける側、進行を補助しながら立ち会う私。全員疲れたと思います。皆、とても忙しかったのです。でも、良い特集を作りたいという記者の気持ちと、それを出来るだけ後押ししたいという取材を受ける人と私の気持ちは一致していました。これが読み応えのある特集記事につながりました。
(↑個人名や企業名、媒体名が特定できないよう、少しだけ脚色しています)
これらはいわゆる「要領が悪い」という言葉で語られてしまう行為かもしれないと思いました。
でも、ただだらだらと時間を使ったわけではなく、意味のある活動だったと自分では思っています。
私は個人事業主ですが、今月末に法人化、来月からは法人としてスタートします。自社の経営のことも、もっときちんと考えて活動していかなければなりません。よって効率化できるところは効率化し、時間をかけなくてよいところは省略をしていくつもりです。
でも、いくらなんでも3時間は長すぎたかなあとちょっと反省している自分もいますがw。ちなみに通常の取材は「今日は○時まで時間をとってあります」などと時間を確認してやっていますが、特集記事のネタだったりすると、どうしても時間を短く区切ることは難しいのです・・・。このあたり皆さんはどのようにされていらっしゃるのでしょうね?