新しいアパガードは子供の健康な歯と、盲導犬をサポート
サンギは10月1日より、「アパガード」のこども用歯みがき剤をリニューアルし、「アパガード アパキッズ(APAKID'S)」を新発売します。
注目はパッケージデザインで、なんとも可愛らしい盲導犬がいらっしゃるではないですか。
売上の一部は盲導犬総合支援センターを通じて、盲導犬の育成に使われるそうです。詳細は下記のプレスリリースをご覧ください。
・アパガードこども用歯みがき剤リニューアル発売(PDF)
こういった活動をただのCSR(※)でしょと言ってしまえばそれで終わりなんですが、今回に限らず、なぜこの企業がこういった活動をしているのかという点が気になります。
僕は盲導犬の記事を書いた関係で、会社の受付に盲導犬の募金箱を置いてもらえないかという提案をしたことがあるんです。今のところ実現していないのですが、それは僕自身が「なぜうちが盲導犬の募金箱なのか」という問いに答えられなかったからというのが一因にあります。
世の中にサポートすべき対象はたくさんあって、その対象をどんな基準で一つに絞るのか。それには何か理由があるはずなんです。こういう会社だから必然的にこういうサポートをした。こういう社員がいたから、自然とこういうサポートになったというような。何かしらの物語があるはずです。
そんな問題意識が湧いてきたので、次に書く記事はCSRの物語に焦点を当ててみたいなあと考えています。そういえば、僕の師匠が誠Biz.IDに移りました。誠ブログに登場する日もそう遠くないはずです。
※CSRとはCorporate Social Responsibilityの略で、企業の社会的責任と呼ばれるものです。日本ではボランティア活動のイメージが強いのですが、法令遵守や内部統制の徹底という面も含みます。ちなみにCSRに焦点を当てた「ビジネス"ワン"に学ぶ、企業と社員ができるCSR活動」という記事を書いていますので、興味がありましたら、ご一読くださいませ。