野田ゼミの後輩達に伝えたい『プラスマイナス1の思考』
本日は自分が昔所属していた野田ゼミのOB会というものに行ってまいりました。
気がつけば自分はすでに中堅から上になっており、
今の現役生との間に6年間分の間がありました。
やっぱり現役や、下の年代と話していると学ぶべき事は多いです。
僕らは僕らなりに社会の先輩として彼らに意味のある話をしなければなりません。
とはいえ、そこは飲み会なので、固い話もそこそこに、
くだけた話ばかりしていましたが、楽しそうな社会人のイメージを
持ってほしい部分もあるので、良しとします。
帰りながら、自分なりに、何かを彼ら後輩たちに伝える事を考えたときに、
人間関係や、自分の将来のやりたい事、やっている事に対して、
一つの法則(僕なりに感じたもの)がある事を伝えたいなと思いました。
僕が彼らに伝えたいこととして、
『プラスマイナス1の思考』があります。
どんな人間ともどんな仕事ともすべて選択できるわけではありません。
人間関係で円滑に回るには数の上での限界がありますし、
仕事も基本的には一つしか選べません。
そうなったときに僕らはいわゆる「選択と集中」を行う事で、
必要な人間関係を維持しながら、仕事にも注力できているわけです。
ではどのような人間と付き合い、どのような仕事を選べばいいのでしょうか?
僕はここで
「物事(人、仕事)に対して好きな所と悪い所を合算して+1になる物を選ぶ」
事をお進めします。
例えば仕事を選ぶ、続ける時に重要な事としてこう考えてみるのはどうでしょうか?
『好きな所が100あるが嫌いな所は99ある』
ならばその仕事を続けるべきだろうし、
『好きな所が99あるが嫌いな所は100ある』
ならば仕事をかえる事を考えてもいいでしょう。
僕が人生をへてきて思う事として大体の好きと嫌いとはプラスマイナスのぶれが、
1以内におさまるんじゃないかなと思っています。
そこを見極め、人間関係であれば自分から見た時に+1に
なるような人間となるべくつきあい、
仕事においてもその仕事の中身、仕組みを見て自分にとって+1になるようなら、
挑戦してみるが良いと思います。
一番良くない事は、プラスの面ばかり見てしまう事です。
どのような物にも必ず悪い面、マイナスの面があります。
そこまできちんと見た上で、+の1になるような人々と付き合い、仕事のスタイルを選んでいけば、きっと自分の人生にとってもプラスになるように出来ているんじゃないかと思います。
僕もまだまだ社会人としては若造といえます。
若造は若造なりに、下の世代にたいして、自分が学んだ事で、
彼らにとって有益な事を、柔らかく伝えていきたいと思います。