伊豆で自分の道を模索する大学生たちとの交流をしてきた
大学時代の友人達に誘われ伊豆ははるばる熱川まで行ってまいりました。
久しぶりの恩師との出会いや、今時の大学生達(大学3年生は平成生まれ!)
とお話ししてまいりました。
初日の話
久しぶりに大学時代の恩師に会った。
飲み会などで、現役大学生達と交流を深めた後、
先生のお部屋で、久しぶりにゆっくりと話す。
卒業して4年もたつと自分自身ではあまり感じていなかった、
時間の流れをまざまざと感じさせる。
今回先生から持ち帰った宿題は、
『教えられる側から教える側への転身の時期』にきているとのことだった。
諸処の回り道をし、先生には大学生になるにあたってお世話になったため、
僕はどちらかと言えば、『恩義』を先生に感じている。
しかしながら、僕は「教育者」になるような勉強がそれほど得意なタイプではない。
ただ、僕は僕なりの発信の仕方でやってみたい。
発信する事の楽しさ、前向きな思考、
挑戦をする事によって自分の世界を変えられる事なんかを教えたい。
そう考えさせるような夜だった。
2日目の話
3年生相手に就職相談。
まだまだ夏前ということでもやっとした人もいれば、
自分の道はこれかなと当たりを付けている人たちもいる。
僕は、彼らの話を聞き「なぜ?」を繰り返し、
視点を変えてみる事の重要性を説いた。
歳をへて仕事をしたからこそわかることとして
「学生が今ある知識を使って自分の道を決めてしまいたくなる」
ことの危険性を話したかったからだ。
世の中には仕事がたくさんある、確かに絞り込んで対応する事も重要ではあるが、
自分が何をやりたいのか、何がうれしくて何が楽しくないのか、
それを知らないで自分の道を決めてしまう事ほど哀しい事は無い。
だから僕は、「なぜ?」「どうして?」を繰り返して、彼らに自分の道を考えさせたかった。
役に立ったかどうかはわからないけれど、一つのヒントや、きっかけになれば幸いだ。
彼らの価値観が逆転し、新しい道を見つける事が出来れば
あのちょっとした時間が意味のあるものになったと思う。
がんばれ!若い後輩達!