もうなんでもありな犯罪予告ウィキペディアまでも被害に次は「はてブ」だろうか?
もう、斜め上すぎてビックリしたのでエントリー。
<殺人予告>「ウィキペディア」に「女子小学生殺害してやる」 集団登下校 新潟
いやー、ビックリ。
まさか、ある意味で「善意のWeb2.0」のウィキペディアで上のような犯罪予告が書き込まれるなんて、驚きです。
なによりビックリするのは今までは「掲示板」などがコミュニケーションが
主流だったサイトで起こっていた犯罪予告が、
「集合知」といった目的でほぼ9割が「ROM」と言ったコミュニケーションを
目的としていないサイトに置いて犯罪予告が出るとは思いもよりませんでした。
次は、はてブのコメントで犯罪予告が起こりかねない勢いですが、
なぜこういったことになってきたのでしょうか?
推測するに、「書いて捕まったときの罰がいまいちイメージしずらい」
と言うのが原因としてあると思います。
例えば、免許を持っている皆さんは、免許の切り替えの際に、
必ず「車の事故がどれだけ危険かビデオ」をみせられ、
危険と同時にその罪の重さも受け止め方は数有れど、みなが体験する訳です。
また、飲酒運転の厳罰化などは、マスコミで繰り返し伝えられたため、
「飲んで乗る」が非常に高リスクであることは今では周知の事実でもあります。
しかし、こうした犯罪予告はセンセーショナルに始めは伝えられる物の、
「実刑」の部分では、まだまだネットに深く触れているユーザーから見ても、
「その後の話」が見えてこないため「犯罪予告をして捕まったときにどうなる?」
が、イメージしづらい状況にあると思います。
やはり、こういう「法的な整備」は政府が動かないと何ともならない部分ですが、
モラルを含めた整備が進まないと、日本のインターネット、WEBサービスが、
何でも「犯罪予告媒体」になる可能性がある危険な物だ!
と声を上げる人たちが出てくる可能性だってあります。
こうした、何でも犯罪予告手段になってしまうWEBサービスに関わる皆様はどう思われますか?