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二度目の社会人を始めた男が、新しい挑戦への第一歩を踏み出す!

WBS「グーグルを超えるか?国産の検索エンジン」をリアルタイムメモ感想

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WBSの国産の検索エンジン特集を見てながら、
リアルタイムでメモ感想を書いてみました。
抜け漏れがありましたら、ご連絡ください。
※は自分が追加した部分です。

VTR開始-------------------

目黒区 東大の研究所。
新しい検索エンジンをここで開発最中。
「俯瞰性」
入力したキーワードから線でつながってキーワードを表示
※マインドマップみたいな感じ

「時間の遡りができる」
生協の白石さんが最初の話題として出たオリジナルまで遡れた。

この二つをキーワードとして国産検索エンジンを作成する。


経済産業省 ヤシロさん
情報大航海プロジェクトについて
社会のあらゆる履歴を集めてネットワーク化
ヤシロさんはSONY出身→経済産業省

その国の言葉に合わせた検索エンジンが強い
中国→百度
韓国→ネイバー

※だから日本も勝てるはず!みたいな展開だったような

ケータイではその傾向が強い
クルーズCROOZ
携帯電話ではシェアはgoogle、yahooより上
ウェブドゥジャパン社長 小渕さん
「日本からモバイルの検索エンジンとして世界をねらってみたい」

情報大航海プロジェクトでは、
情報家電向けの検索技術も開発予定。

そのなかで、就職支援に特化した検索技術を紹介
会話形式で検索していく。<沖電気の人
あいまいな言葉を打ち込んでもコンピュータが質問。
条件に合った企業が出てくる。
口語を分析<自然言語処理を活用

北海道大学の検索研究
クラーク像を撮影→パソコンに取り込む。
長谷川教授、「見つけたいものではなく新しいものを気づかせる」
これまでの画像検索との違い
画像をキューブで表示、その色、形模様を元に似た画像を検索。

「偶然感や期待感をつけたい」
「画像だけだからグローバルに展開もすぐにできる!」
「北海道のベンチャーと協力」

※イメージ検索に特化?

VTR終了

ヤヒロさん曰く
「人材が日本に足りない」

ロバート・アラン・フェルドマン曰く
「日本人は元々イノセンスが高い」

「人材の交流がもっと必要」
「セッサタクマ、新しいヨミカキソロバンになるよ」

以上---------------------

はい、うーん、ピンと着たような着てないような。
とりあえず、まとめます。

出てきた国産次世代検索エンジンのモデル
1、検索したキーワードをマインドマップのように俯瞰でき関連性などが見れ、
  さらに過去にまで遡れる検索エンジン

2、携帯電話でヤフーやgoogleよりも強いCROOZ

3、就職支援に特化した検索エンジン、自然文検索で口語も楽チン

4、画像検索に特化した北海道大学とベンチャーが開発した検索エンジン。
  画像を3Dキューブで表示、その色、形模様を元に似た画像を検索。


全体的に、「処理スケール」の戦いから逃げて
「切り口」の検索エンジンとして戦うようなイメージがありました。
ものすごく私的な感想ですが今サービスとして動いているCROOZを除き
「どれも、、、重そうだなぁ」と思いました。


これだけブロードバンドが進化しているとはいえ、
処理を返すスピードが遅ければ、検索エンジンとしては致命的な気もします。

軽く一つ一つにコメント、

1、俯瞰、遡り検索エンジン
俯瞰は、おいて、遡り検索は面白そう。
ブームなんかの起爆点をさぐったりその最初がなにからスタートだったか?
などで活用できそうな感じですね。

2、CROOZは現行のサービスなので、特にコメントなし。

3、就職支援特化検索エンジン
  口語で検索できるってのがイメージが付かない。
  自分が検索慣れしているせいもあるかもしれないが、
  実際「○○について教えてほしい!」と検索する人がどれだけいるのだろうか。
  誰もが使える検索エンジンと言うよりは、
  ハローワーク向けのソリューションに近いような。便利は便利かも。

4、画像をキーにできるからグローバル展開も楽チンというのは、一瞬納得しかけたが、
  実際に検索で一回一回画像を送り込むのは、ちょっと手間なきがしないでもない。
  携帯電話がハイスピード&定額になって、写真を撮ってメール
  関連しそうな写真一覧が届く!みたいなシステムならもう少しヒットしそう。
  すごいけど、その画像検索を持って、
  ユーザは何を知りたいと思うのかがあいまいな気がしないでもない。


まぁ、文句があるなら自分がやれって話ですが、
そこは情報大航海プロジェクト、税金ですからがんばってほしいです。

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