電卓ウィルス登場?
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上記の記事を見て、まず驚いたのが、
ウィルス進入経路。
今回の電卓「TI89」はモジュール機能をもっており、
webサイトからダウンロードしたモジュールを
PC経由で送り込むことができるというハイテクっぷり。
そこをウィルスに狙われたわけだが、
よくよく考えてみれば、かなりニッチな部分に侵入したウィルスとも いえる。
記事を読むと、
Symantecでは、TI89のプラットフォームを何と呼ぶのが適切かをまだ検討している最中で、ウイルスの名前さえ付けていない と説明。
と書いてあるが、実際、こうしたオンライン連携形の情報機器ならば
何でもウィルスが仕込まれる危険性が出てきた。
PCならば、それなりにセキュリティ分野が発展ているが、
こうしたニッチな機器になるとメーカーが対応を行うしかなく、
それなりに労力等も取られるようになるだろう。
じゃあ、そのウィルスセキュリティのコンサルタントなんてどうだろ う?
「家庭用ゲーム機に特化したウィルスセキュリティコンサルタント」
や
「オンライン対応レコーダーに特化したウィルスセキュリティコンサ ルタント」
などなど、小さな市場ではあるが、
こうした電卓までターゲットとなってしまうウィルスセキュリティの 現状を見ると、
あながち数年後には一人二人専門家が出ていなくもない気がする。
ちょっと関係のありそうなものとしては、
PCを超えて人々の生活に進入しつつあるウィルス。
ウィルス被害は実は知らないところで、受けているかもしれない。
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