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IT業界にどっぷり浸かって40年以上現役です。温故知新。人にとってITとは何かを問います。

日本の閉鎖性が批判されている。結構ではないか。

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金融のグローバル化が進まないという話がある。外資によるJパワーの買収失敗などで日本の閉鎖性が批判されている。結構ではないか。
私がグローバルという言葉から受けるイメージは、世界のどこかで起こった現象に、瞬時に世界中が翻弄されるというものだ。ITがそれを思いっきり加速する。逆にローカルという言葉から受けるイメージは、100年一日の如し。
私は、経済も文化も暮らしもローカルが好きだ。それぞれの国や地域に住む人は、他に左右されることなく、それぞれの暮らし方をするのが一番だと思う。それをITインフラでしっかり繋ぐのだ。効率というものを追求するとグローバルになるが、その行き着く先を考えると暗澹たるものがある。ローカルは非効率だが100年後も今とあまり変わらないイメージだ。暮らしはローカルにITインフラはグローバルに。これが人類に幸せをもたらせると思うが、どうだろうか。
ところで、ブルドックソースの、外資からの買収を阻止したとして賞賛されている岩倉正和弁護士。岩倉具視のひ孫だ。ある会社の顧問団として、昔何度か一緒にゴルフをしたこともある。素晴らしい青年だったが、今朝新聞で読んで、活躍に感動している。

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