オルタナティブ・ブログ > IT業界来し方行く末 >

IT業界にどっぷり浸かって40年以上現役です。温故知新。人にとってITとは何かを問います。

イントラネットの無用なトラフィックを減らす

»

企業の情報システムがWeb化されるにつれてセンター集中になってきた

できるだけ無用なトラフィックを減らす必要がある。
そのためには、クライアントパソコンとサーバ間は、データのみが行き来するようにすることが大事だ。
HTMLベースのシステムでは、画面/プログラムが、画面遷移するたびに、しょっちゅうダウンロードされるので、貴重な通信資源のほとんどがそのために使われてしまう。

さらに、通信負荷を減らそうとメタフレームのようなターミナルサービスを使うと、処理がサーバに集中するのでサーバ台数を相当増やさねばならないし、高いライセンスも払わねばならない。ターミナルサービスは、企業の業務処理システムに限定すれば、本格的なWeb時代への移行期間のみに必要とする技術だ。

Biz/Browserなどのリッチクライアント(RIA)技術を使えばデータしか行き来しないのでまったく無駄がない。

Comment(0)