開発・導入した情報システムの活用支援にもっともっと時間と労力を割いて欲しい
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作ったシステムが思うように使われていない。まったく使ってくれてない機能すらある。こんなこともできるのですか!と驚かれたりする。せっかく英知を結集して作ったシステムなのに、必要最低限の機能しか使ってくれない。口には出さないが、そう思って密かに悔しがっている情報システム部門の方も多いと思う。
私は、提供する側と与えられたシステムを利用する側の両方を体験しているので、そのギャップがよくわかる。これは情報化投資配分の問題だ。システム開発に100%の予算を使い切ってしまうやりかたでは、とても十分な活用は期待できない。開発に70%それ以降の改良に10%、そして活用支援に20%を使うくらいの予算組みをすれば、導入したシステムは十二分に活躍するだろいう。そして企業の業績を押し上げると思う。
作っても十分使われないのは、要らないからではない、知らないから、必須の機能ではないから日々の仕事に追いまくられて、使い方も目的もよくわからないので使っていないのだ。ここを突破させることができれば、ユーザはコンピュータの利便性に目からうろこの思いをするはずだ。
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