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プログラミングでメシが食えるか!?

ゴルフ:練習用測定機

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多くのゴルファーが口を揃えていうのが、「ゴルフほど思い通りにならないスポーツは経験したことがない。思い通りにならないから飽きない」という言葉です。静止しているボールを打つだけのことがなんでこんなに難しいのか?と私も思います。

ロボットのように毎回同じスイングができれば良いのですが、人間の体はあまりにも自由な動きができてしまうので、毎回同じスイングをすることがとても難しく、再現性を高めるためにスイングの様々な理論があるのだと思います。ゴルフをやったことがない若い頃に、練習場で適当に野球のように打ちまくったときには、たまたま当たれば200ヤードは軽く超える飛距離が出ましたが、滅多に当たらなかったので、子供の頃に多少なりとも野球みたいな棒でボールを飛ばす経験があれば飛ばすことはそれほど難しいことではなく、やっぱり狙ったところに毎回飛ばすことが難しいのだと思います。もちろん、300ヤードを超えるような飛ばしをしたければ闇雲に振っていても相当恵まれた体がないと難しいかも知れませんけれど。

さて、自分が思うようなスイングをしたいと思っても、自分で振っているところは客観的に見られませんので、動画を撮ったりするか、あるいはレッスンプロや上手な人に見てもらって指摘してもらうことが大事になってきます。私の場合はレッスンも受けていますが、週に1回行けるかどうかですので、やっぱり自分で練習場に行くときにもスイングの様子は気にしたいので、いろいろなセンサーを使ってみました。

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手持ちのセンサー3種です。mevoはスイングを測定するのではなく、ヘッドスピード・ボールスピードを測定するもので、ここに紹介したように飛距離を上げるのに役立ちました。M-Tracerとスマートゴルフセンサーはスイングを測定します。今回はスマートゴルフセンサーを紹介してみましょう。

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シャフトに取り付ける小さなセンサーとUSB充電用ケーブル・ポーチとシンプルな商品構成です。スマホとBluetooth連携して使います。

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こんな感じにシャフトに装着してスイングすると、スマホのカメラで動画を撮影しつつシャフトの動きが測定できます。

例として、私のウェッジのスイングを見ながら、私が考える効果的な使い方を紹介してみます。

私のスイングは上体の開きが早くてアウトサイドインのスライス軌道になりやすいスイングです。

これを自分なりに修正しようと考えてスイングしたのが・・・

このスイングです。動画で比較するだけならスマートゴルフセンサーを使わなくてもスマホで動画を撮ればよいだけですが、なかなかそれぞれの映像を見るだけではわかりにくいものです。

スマートゴルフセンサーのアプリではこのように2つの動画を、インパクトのタイミングを揃えて並べて見ることや、

重ねて見ることができます。重ねるときには位置・サイズを調整しながら体が同じくらいに重ねて見ることができます。これはとても便利な機能だと思います。インパクトタイミングを合わせて重ねるのは、単純に2つの動画を撮影して重ねるとしてもそれなりのツールを使わないとできないでしょう。

シャフトの動きも2つのスイングを重ねて見ることができます。シャフトの動きは3次元データですので、見る角度は自由に変更できます。これを見ると金色の方のスイングはダウンスイングでテイクバックよりはるかにシャフトが立った状態でアウトサイドから降りているのが、銀色の方ではテイクバックとダウンスイングが大体同じくらいかむしろ寝て降りてきているのが分かります。

このように、自分のスイングが動画やシャフトの動きとして比較できると、自分の取り組みが上手くできているのかどうかがかなり的確に判断でき、さらに、これでもまずい点がどんどん見つけることができます。今回修正したつもりのスイングでも、本人はもっとシャフトを寝かせたつもりでしたし、体ももっと開いていないつもりで極端にやっているつもりでしたが、実際はそこまで極端ではないと分かりましたし、ダウンスイングで右肩がちょっと下がってしまっているという気に入らない動きも気がつきました。

まあ、趣味ですので楽しくラウンドできればよいのですが、どうせやるなら少しでも自分の思うようなゴルフができればもっと楽しいでしょうし、こういう試行錯誤をするのも趣味の醍醐味だと私は思っています。

私の場合は練習場向けシステムの仕事をしていますので、このような話題も仕事の話しのついでのよいネタになりますし、実はスマートゴルフセンサーに関してはかなりアプリの機能に関してSONYさんに要望を出して、実現していただけたという背景もあります。mevoにもいろいろ要望を出したのですが、海外製品はなかなか・・・

練習場向けのビジネスでも、単に仕事として取り組むよりも、一人のゴルファーとしての希望や、ゴルファー向けの製品同士の様々なビジネス的な連携などを考えながら動くことで、自分自身も楽しみながら仕事ができますし、練習場関係者との会話もはずみます。ドラコンプロの資格を取ったり、様々な練習場にゴルファーとして練習しに行ったり、いろいろなセンサー・器具を使ってみたり、コンペなどに参加したりすることにより、楽しみながら自分のビジネスにも役に立つという、一石二鳥を目指しています。

ネットワークプログラミングの仕事も楽しみながらやっていますし、練習場向けの仕事も楽しみながらやっています。「好きでやっている人が一番強い」というのが私の考え方ですので、ますますゴルフ関連も楽しみながら取り組んでいきます!

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