ネットワーク関連の仕事をしていると、ケーブルだらけに・・・
今日はミーティングなどをこなした後、先週末に購入したメディアコンバーターを設置しました。
最初は光ファイバー側がリンクせず焦ったのですが、ディップスイッチで「全二重固定」にしたところ、ちゃんとリンクしました。1000BASE-SX <-> 1000BASE-Tのメディアコンバーターで、光:メタルのメディアコンバーターとしては一番安いくらいで、1個2万円くらいですが、これが10Gになると一気に10倍以上のお値段になります。
1Gbpsなら1000BASE-Tが一般的によく使われているので、全部それで良いのに・・・と思うかもしれませんが、1000BASE-Tは最長セグメント長は100mまでなのです。マルチモードの光ケーブルを使う1000BASE-SXは最長セグメント長550m。1000BASE-LXでシングルモードの光ケーブルを使うと伝送距離は5〜10kmとそれぞれ役割が違うのです。屋内配線なら550mで十分と思うかもしれませんが、ラックの間を経由していくような配線取り回しでは結構長くなるもので、1000BASE-SXなどの光ファイバーケーブルはごく普通に使われています。
さて、午後にはある製品の検証を行いました。
最初はちょっと動かしてみるだけのつもりが、「あれ??」と深みにはまり、PC2台とネットワーク機器がどんどん増え・・・
床の上でこんな状況に。。無事に解析は成功したので良かったのですが、ネットワーク関連の仕事をしているとすぐにこんな感じでケーブルが大変なことになります。
とはいえ、一昔前のイエローケーブルやトランシーバーケーブルを使っていた時代では、こんなにコンパクトな状態で検証はとても無理でしたので、これでもだいぶ楽になったものです。
こんな状態を見て「楽しそう!」と思う人はネットワークの仕事に向いているかも!?