USBブートの試行錯誤にはVM環境が便利!
先週からUSBブートLinuxと格闘しているのですが、ある程度まではVM環境で動作確認するのがとても便利と、今回気付きました。
構築環境でUSBフラッシュメモリーに書き込んで、実行環境にUSBフラッシュメモリーを差し替えてブート、というのは、
・差し替える手間
・今どきのサーバ機はブートにあほらしいほど時間がかかる
という点からとてもストレスを感じる作業です。
VMを使うと、
・構築用のVMに、USBフラッシュメモリーを割り当てて書き込み
・構築用のVMからUSBフラッシュメモリーを解除し、実行用のVMに割り当ててブート
という感じに実験できます。USBフラッシュメモリーを物理的に差し替える必要はなく、さらにVMのブートはとても高速です。
こんなプロパティ設定画面で簡単にUSBの割り当て・解除が行えます。ちょっとだけ不満なのは・・・Windowsでしかこのツールが動かないことでしょう。。
もう一つの問題が、VMのBIOSは古いタイプで、そのままUSBストレージからブートできないことです。
plpbtというものをつかってUSBからブートさせるようにしています。
ただし、この方法で動作確認するのは限界があります。
・実環境で必要なデバイスドライバがロードされるとは限らない
・plpbtはほとんどどんなUSBデバイスでもブートできてしまうが、実際はUSBフラッシュメモリーによってはブートできないものもある。
とはいえ、ある程度まではこの環境で試行錯誤すると、リモートからも作業でき、とても便利です。今は・・・デバイスドライバの問題にぶち当たり、物理環境でないと実験できず、とても面倒なのでした。。
それにしても、こういう作業は時間もかかりますし、とても面倒ですねぇ。短気な私には向きません・・・。