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プログラミングでメシが食えるか!?

自分から調整できない人はチャンスも活かせない

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今日は毎月行っているブロガーミーティングに参加してきました。懇親会でブロガー仲間の皆さんと飲みながら様々なお話しをするのがまたとても価値があるのですが、たまたま盛り上がった話で、「仕事を自分でコントロールできる人と、仕事に振り回される人がいる」というような話題がありました。

たとえば、「会社で今度こんなイベントを企画したからみんな参加してね」ということや、あるいは、「今度、平日に休みを取って、ゴルフにいってみようか」というような話しが出たとしましょう。そもそも「仕事仲間と仕事時間以外も一緒に過ごすなどありえない」という考えの人もいると思いますので、別に仕事仲間でのイベントに限らないとしておきます。

仕事を自分でコントロールできる人は、「そんなイベントがあるなら、仕事の予定をあらかじめ関係者・お客さんと調整し、行けるように早めから準備をしよう」と考えるでしょう。一方、仕事に振り回される人は「仕事の状況はどうなるかわからないものなので、そんなイベントの予定は入れないでおこう」と考えるでしょう。

どちらが良い悪いということではなく、どちらでも問題ない考えなのですが、私は「せっかくのチャンスを大事にしたい」と思うので、最大限調整してイベントも参加したいと考えます。そもそも、仕事はある程度期間があるものですから、早めから調整すれば、余程のマイルストーン以外は調整できるものだと経験的に考えています。

イベントはこの例のように社内のでの企画やゴルフなどに限りません。仕事も当然同じです。予定していたもの以外に声をかけてもらえることは良くあるものです。ところが、「駄目かもしれないから・・・」と調整する努力もせずに断ってばかりいると「あの人はどうせ誘ってもこないから」と思われて、誘われすらしなくなってしまうものです。「それでもいいじゃないか」と思う人は、「なんでもやってみること」の価値を経験していない人でしょう。

押しつけられるのが嫌いなタイプの人もいると思いますが、企画して誘う側になるのも結構苦労するものです。それでも企画するのは、その企画に意味があると思っているからです。たとえば、「みんなでスポーツでもしよう」というのは、別にスポーツが得意で上手なところを見せつけたいからではなく、スポーツのきっかけを提供して、体を動かし、健康になって欲しいと思うからです。大きなお世話だと思うかもしれませんが、それなら最初から、遅刻もせず、病欠も少ないような健康状態を自分で作ってから「結構です、足りてますから」と言ってくれればいいのです。そうでないから、仕事にも影響するし、当人にとっても良くないと思うから企画するのです。

そもそも、いろいろな誘いに積極的に参加する人は、そういうチャンスのすばらしさを知っている人です。自分でなかなかきっかけが作れなかったことなど、まわりからの誘いはとても大きなチャンスなのです。やってみて、あまり意味がなかったということもあるかもしれませんが、やってみなければ意味があるかどうかもわからないのです。

チャンスを活かすためにも、日頃から振り回されたり、流されるままに生活するのではなく、自分から調整する気持ちを持ち続けることが大切だと私は考えています。

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