刷り込み効果の実験?
先日、「コートが欲しい・・・」という記事を書きましたが、さすがにコートなしでは寒くて我慢できなくなってきたので、昨晩購入しました。帰宅後、スーツの上に着て、妻のところへ。
私:「どう?」
妻:「若そうに見えていいんじゃない?」
私:「いくらだと思う?」
妻:「5万円くらい?」
さらに、娘の部屋へ。
私:「コート、買ったよ」
娘:「ショートでいいね、ロングよりこっちがいいよ」
私:「いくらだと思う?」
娘:「10万円くらい?」
前回書いたように、私はバーバリーかアクアスキュータムのトレンチコートが欲しかったので、妻には「15万円以上はするなぁ」と話していましたし、娘とは近所の百貨店に行き、バーバリーとアクアスキュータムの売り場を一緒に見たので、値段が頭に焼き付いているのでしょう。
実際に私が買ったのは、これです。
http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/073569
ユニクロで¥12,900です。
私が高いものを買いたいと言い続けていたので、刷り込まれてしまったのですね。まあ、¥12,900はユニクロではかなりの高級品ですが。。
冷静に考えると10倍以上の値段の差があるわけですが、老舗ブランドは苦しいでしょうね。実用面では大して違わないものが1/10の値段で売られている中、ブランド力で勝負し、さらに、伝統を守るために目新しいデザインも出しにくいわけです。若者はほとんど目を向けず、買っていくのはお金持ちの高齢者がほとんど。まあ、ある意味高齢化社会の日本はやりやすい方かもしれませんが。多くの老舗ブランドは経営が苦しくなり、ブランド名だけ残して経営的にはどこかの傘下になっているところがほとんどです。まあ、それでも私は老舗ブランドが持っている歴史や背景も魅力的ですが、ない袖は振れないですからねぇ。
バーバリーのトレンチコートは20年くらい持ちましたが、ユニクロのコートはどうでしょう?とりあえず、着心地も良いですし、インナーのダウンが着脱できるので、調整ができてとても便利です。憧れのトレンチコートはまたいつかお金に余裕ができたときにでも・・・。メンバーにはもうすぐボーナスがでますが、社長は辛いなぁ・・・。