ロードバイクのタイヤ交換は必ず練習しておきましょう
今日は雨の予報で(その割に夕方までそれほど降りませんでしたが)、もともとサイクリングは明日の予定でしたので、タイヤの交換を行いました。最近当社でもサイクリングがだいぶ人気になってきて(?)クロスバイクやロードバイクに乗る人が増えてきたので、タイヤ交換の様子を簡単に紹介しておきましょう。ロードバイク乗りでタイヤ交換ができないと、遠出ができないくらい致命的なので、パンク修理ができなくてもタイヤ・チューブ交換はできるようになりましょう。
後輪は中古でロードバイクを買ったときについてきたタイヤを応急的に使っていましたが、痛んできたので交換します。。
空気を抜いたら、タイヤレバーを使ってタイヤを外します。バルブの反対側を外します。チューブを再使用するなら、傷つけないように注意しましょう。
チューブはまだ傷んでいなかったので、そのまま使うことにし、新しいタイヤと一緒に装着します。まずはバルブ側を入れます。タイヤは回転方向の指定があるものもありますので注意しましょう。このタイヤでは矢印が一カ所だけありました。
タイヤの装着は結構慣れるまで大変で、最初の頃は1時間くらい悪戦苦闘した気もしますが、コツは先にはめた側をできるだけリムのセンターに寄せることですね。リムのセンターは凹んでいるので、円周が短くなり、はめやすいのです。最後にバルブの反対側をはめますが、このときにチューブをはさまないように気をつけます。少しチューブに空気を入れてからやるとやりやすいです。
タイヤがはまったら空気を入れながら、タイヤを馴染ませていきます。チューブを挟み込んでいないことを十分確認しながらやりましょう。
今回装着したのは、長持ちするらしいコンチネンタルのGP4000Sです。
前輪もやりました。前輪はミシュランの一番安いものを使っていましたが、これはなかなか長持ちしました。乗り心地はやや硬いです。ミシュランのPro3も使っていましたが、乗り心地・グリップともに良かったのですがすぐにすり減る感じでした。
なお、このホイールはリムテープが不要なタイプですが、大抵のホイールはリムテープが必要で、完成車なら買ったときについていますが、徐々に劣化するのでたまに交換すると良いでしょう。痛んでくるとパンクしやすくなります。
自宅でのんびりやっても、慣れないとタイヤ交換は結構大変です。初めての長距離走行中にパンクしたりすると、かなり苦労します。ロードバイクを購入したら、一度自宅でのんびり練習してから長距離に出かけることをお勧めします。慣れれば簡単です。
なお、装着時に手を抜くと、パンクしやすいものです。チューブが噛んでいたりよじれていたりするとパンクしやすいのです。さらに、走り慣れないと道の端を走る際に金属片などを踏みやすく、ロードバイクに乗り始めた頃は、仲間と二人で、毎週どちらかがパンクしていたくらいでした。徐々に走る場所も選ぶようになり、パンクしなくなりました。。
パンクした際には、チューブにパッチを当てて修理することもできますが、屋外で慌てて修理すると失敗しやすいものです。替えのチューブを持ち歩き、交換してしまう方が安心で楽です。タイヤは少々高いですが、チューブはそれほど高いものではありません。下手するとパッチキットを買う方が高いくらいですから。いずれにしてもタイヤの着脱はできないと駄目なので、練習しましょう!