ロードバイク用のホイールGET&グリスメンテナンス
休日ネタで、ロードバイクの話題でも。今日は写真盛りだくさんです。実はもっと早く書きたいところだったのですが、サイクリング仲間に買ったことを内緒にしているもので・・・。
ロードバイク用のホイールです!カンパニョーロのBULLET ULTRAの50mmモデルです。
早速、普段使っていたホイール(左)からスプロケットなどをどんどん移植。
クイックリリースも違います。実はカンパニョーロのクイックリリースは現在4種類あり、今回の付属品(右)は一番新しいタイプなのですが、レバーの幅が広すぎて、スタントに困ります。この話題はまた今度。
リアのスポークはカンパ独自のG3組です。スポークはステンレスでエアロタイプです。
50mmのディープリムなので、パナレーサーの67mmバルブでもこれしか飛び出ません。我が家の空気入れだと短すぎて空気を入れるのが非常に困難・・・。この話題もまた今度。。
ディープリムは見た目の迫力がすばらしいのですが、基本的には平地での空力メリットが大きいのです。その代わり、同じ材質で作ると重たくなるので、出だしや峠は苦手です。フルカーボンだと重さも軽いのですが、ブレーキの効きが悪かったり、チューブラータイヤ用だったり値段が高かったりで敷居が高いのです。このホイールはアルミとカーボンを使ったタイプで、重さもそこそこ軽く、ブレーキの効きも良い、という、バランス型ですね。こう見えて、今までのホイールより実は軽いのです。
買ったままの状態だと、フリーのグリスが硬いのか、回転はイマイチという感じです。
そこで、早速メンテナンスをしてみましょう。ボールベアリング用にカンパ純正グリスを、フリーボディ用にはシマノのハブボディ用グリスを使いますが、そのまま使うと芸がないので、少し遊んでみます。
昔々、車いじりに凝っていた頃に、エンジンオイル添加用に買って使っていた超微粒子フッ素樹脂パウダーと超耐熱窒化ホウ素の粉末を添加してみます。
結構高いんですよね。。検索してみたら、今でもこの製品は販売されているようです。エンジンオイルに添加していた頃は、エンジンがなめらかに回る感じでしたし、固形ワックスに溶かしてフッ素樹脂パウダーを混ぜると最高のワックスになって、お気に入りでした。
こんな感じに、簡単にボールベアリングまで分解できます。カンパの上位グレードのホイールはカップアンドコーンベアリングなので、こうやってダイレクトにボールまでばらせます。今まで使っていたような下位グレードのものはシールドベアリングで、ベアリング部分は基本的に分解できません。
フリーボディも分解します。微妙に下位グレード用と形が違います。
特製(?)グリスをたっぷり入れて、組み上げます。ここの部分でベアリングの当たり具合を調整します。
フリーボディも装着。この後スプロケットをつけたりして完了です。
なめらかな回転になりましたが、カンパらしい盛大なラチェット音ですね。シマノのフリーボディ用グリスは粘度が低いので、回転は良いのですが音はうるさいです。まあ、とりあえずこれで走行してみましょう。。
シルバーですね。これが鉄のベアリングで、後輪の方はひょっとしてセラミックベアリングが間違えて入っているのかな・・・?このホイールはベアリングが選べて、スチール・USB(ボールだけセラミック)・CULT(受け側も特殊加工したスチール)と、値段も違うのですが、どうなのでしょう??
まあ、いずれにしても、早く走ってみたいものです。この記事が公開される頃には走っているかな・・・?
・・・ということで、今日、息子と少しだけ走ってきました。
走ってみた感想は、とにかく軽くて楽に走るという感じですね。今までのホイールが一番グレードの低いものでしたので、差は歴然とある感じです。風は思ったほど気になりませんでした。カーボンの空洞で「ゴー」と振動が響く音が面白いです。
走行時間:1時間13分57秒
走行距離:24.76km
平均時速:20.1km/h
最高時速:54.2km/h
息子と一緒だとスピードは落ちますが、まあ、息子の運動不足解消も兼ねて・・・