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プログラミングでメシが食えるか!?

DHCPサーバ製品(ProDHCP)のお問い合わせが急増中

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久しぶりに東京で仕事です。やはり朝の通勤は遠くて疲れますが、慣れた自分の席は精神的には楽ですね。もっとも、今日は午後から外出・来客と、自分の席にずっといたわけではないのですが。。

さて、このところ当社の高性能DHCPサーバ製品「ProDHCP」のお問い合わせが急増中です。IPv6版の「ProDHCPv6」ももちろん一緒に、というお話しが多いのですが、今日も明日もProDHCP関連で予定が入っていますし、他にも打ち合わせの依頼が来たりしています。

ProDHCP・ProDHCPv6は、当社がフルスクラッチで開発したDHCPサーバで、多くのDHCP製品がISCのオープンソースDHCPサーバをベースに製品化しているのに対し、珍しい存在だと思います。

私としては、製品として販売する以上、完璧なサポートができなければ納得できず、そうなると、オープンソースをベースに、というのは、他人のソースを使いこなすのが苦手な私には無理、となるわけで、100%自分で開発するしかないのですが、おかげで、サポートの依頼を受けてから回答までに日をまたぐことはまずありませんでしたし、カスタマイズなどにも迅速に対応できてきました。

商用のDHCPサーバを導入するのは、もちろん商用サービスで、というのがほとんどです。ISPさんをはじめとして、大規模・可用性・性能・安心などの目的があるから、お金を払ってでも製品を導入してということになるのです。

今では大規模な公衆無線LANなどを中心に、身近なサービスでも使われるような実績も増え、続けてきた甲斐があったという感じです。

唯一の問題は、値付けが安すぎるということで、儲けが少なく、いつまでたっても、楽にならないという感じですが、最初からそんなに簡単に儲かるものではないと思っていますし、そんなに簡単に儲けてはいけないとも思っています。オセロだって最初にひっくり返しすぎると後で逆転されるのと同じです。きちんと戦略を立てて、狙ったところを押さえていくような進め方をしつつ、選んでいただいたお客さんには満足して使ってもらえるような製品・サポートを続ければ、必ず最後は勝てると信じ、奢らずしっかりとやっていきたいと思っています。

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