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プログラミングでメシが食えるか!?

自分主体の仕事にしていくためには?

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いろいろな分類があると思いますが、会社で仕事をするということで考えると、「自分が取ってきた仕事」と、「他の人から任された仕事」という分類ができると思います。この差は意外と大きいと感じていて、自分が取ってきた仕事の方が気合いが入るものだと思います。

自分が取ってきた仕事の方が気合いが入る理由は簡単で、
・お客さんとの対応は自分が窓口になるので失敗すると自分が大変な目にあう
・同様に、成功すると自分が真っ先に褒められる
・獲得までの苦労を一番良く知っているので、大事にしたいと考える
当然の理由でしょう。

そんなことから、前向きに仕事に取り組む人なら、「いつかは自分主体の仕事をメインにしたい」と考えることだと思います。いつまでも誰かの指示を受けて仕事をしているより、自分が主体になりたいと思うのは自然だと思います。

では、どうすれば「自分主体の仕事」が獲得できるようになるのでしょうか。

私は、「自分がどれだけ提案するものを持っているか」がポイントじゃないかと考えています。

お客さんは、困ったときに相談先として、
・会う頻度が高い人
・その分野に詳しい人
を選びます。自分がまだ多くのお客さんと会えていないのであれば、自分が得意な分野を身近な人たちにアピールしておくことが大事です。そうすることにより、相談を受けた人がさらに相談先を考えて・・・という連鎖の結果、自分にたどり着く可能性が出てくるのです。

もちろん、インターネットで調べ物をするのが好きなお客さんであれば、検索して探すでしょう。ブログなどで自分が得意なことを書いておくとヒットする可能性が出てきます。いずれにしても、自分のことをしっかりアピールしておかないと始まりません。

では、アピールはどうやってするのが良いのでしょうか。

私は、「説明するだけでは駄目で、成果や実績を見せること」が大事だと感じています。「**が得意です」といくら説明したところで、客観的にどのくらい得意なのかがわかりにくいのです。「こんなものを作った実績があります」と見せるものがあれば、簡単に理解してもらえるのです。

成果や実績と呼んでいるものは、非常に幅広く、
・製品やサービス
・ブログや著書
などは、アピールしやすいものだと思います。受託開発で行った内容は守秘義務があり、なかなか具体的に開示できないので、アピールには使いにくい場合が多いでしょう。

成果や実績は積み重ねる努力をしなければできません。受け身の仕事をしているだけでは、自分自身がアピールできるものにはなかなかならないものです。少しずつでも自分が思う方向に積み重ねていけるような意思を持ち続けることが大切です。

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