情報発信の重要性を再確認!
私の一番新しい著書「ルーター自作でわかるパケットの流れ」は、7月9日に発売され、このような本はなかったためか、マニアックな内容の割にそれなりに売れていたようですが、さすがに2ヶ月くらい経つと勢いはなくなってくるものです。
ところが、先日、出版社がPDFで発信している「電脳会議」という冊子で「ルーター自作でわかるパケットの流れ」が紹介されると、
またまた勢いが出ているみたいで、今朝、アマゾンの本全体で1,210位と、なっていました。
情報発信の重要性を再確認しました。。
他にも、出版社の新刊ピックアップにも掲載されていたり・・・。
大きな会社ですと、広報チームが存在したりして、戦略的に情報発信を行っているわけですが、当社のような中小企業ではなかなかそうはいかず、本当はきちんと情報発信することで、もっと売り上げを伸ばすこともできるはずなのでしょうね。当社のIT事業部では、そもそも営業専任もいませんし、全員がプログラマーで、なおかつ、サポート、営業、管理もこなしています。小さい事業ではその方が動きが速くて良いという面もあるのですが、どうしても目の前のことで忙しくなりがちで、中長期的に継続していかねばならないようなことが欠けてしまうものです。
それを防ぐためにも、「ブログを1日1回書く」ということは効果的だと思っていて、
・自分が考えていることや担当していることを、わかりやすく汎用化して情報発信すること
・どのような情報に興味を持ってもらえるかが体感できること
・中長期的にきちんと継続すること
このあたりのとても良い勉強になると感じています。もちろん、本当に情報を発信していることになるので、実際にブログをきっかけにお問い合わせをいただいたり、製品をご購入いただいたりするケースもかなりあります。
そんな背景から、オルタナティブブロガーに私以外の当社メンバーも参加し、日々頑張って書いているわけです。
当社における次の課題は、個人レベルでできるようになったことを、チームとしてきちんと継続していくことでしょう。それぞれがスキルも意識も高いメンバー達なのですが、それ故に、誰かがやるだろうと「外野フライのお見合い」みたいになりやすい気がしています。
技術や製品は、なにもしないで勝手には広まっていきません。きちんと情報発信をしていかなければなりませんね!
追記
編集担当の方とツイッターでやりとりしていたところ、「上の記事よりむしろSoftwareDesignの書評の効果が大きいのかも?」とのことでしたので・・・
SoftwareDesign、久しぶりに読みましたが(すみません・・・)、マニアックで面白い内容ですねぇ!FreeBSDは私が大好きなOSでしたし、OpenBSDはTシャツも持ってます。ScientificLinuxの話題も登場していて、ちょうど私の横にSLが稼働しているホストがいたりします。。