なぜブログを書くのか?というより、ブログを書くとどんなメリットがあるか
「我、何故にブログを書きしか」がオルタナトークになっていますが、私の場合、なぜ書き始めたかは実に単純で、数年前にメンバーから、「今どきのIT企業の社業がブログも書いていないようでは駄目ですよ」と言われたからです。最近は社長がブログを書いている会社の方が怪しいという意見もあるようですが。。
もともと1997年頃から個人ホームページを長年作ってきましたし、著書の執筆も2000年からやってきましたので、情報発信自体には何の抵抗感もなく、むしろ体裁を整えたりする手間がない分、ブログは楽でいい、という感じで書き始めました。最初はメンバーに社内にブログサーバを立ち上げてもらい、そこで書いていましたが、オルタナティブブログに誘われて、移動しました。その後、ほぼ1日1回書いています。
「なぜ書き始めたか」ではなく、「なぜ書くか」ですが・・・私の場合は、「なぜ書くか」ということはあまり考えたことがありません。それよりも、「書くメリット」を感じるから書いている、という感じです。
・自分自身や会社を知ってもらえる
初めてお会いする方でも、事前にブログを読んでいただいていることも多い。
ブログで製品や事業を知って、お声がけいただくことも多い。
本当に、ブログがきっかけで製品を購入いただいたり、開発の依頼をいただいています。
求人への応募も、ブログでどんな会社かを知ったのがきっかけということも多い。
ソフト開発関連の最近加わったメンバーは全員私のブログの影響(?)。
腕も意識も高い人がきてくれる!
・知人に近況を知ってもらえる
親をはじめとして、友人などに、個別に説明しなくても近況を知ってもらえる。
・仲間が増える
ホームページや著書と同様に、ブログをきっかけに知り合うことも多い。
とくに、オルタナティブブログはブロガー同士の交流が盛ん。
・いろいろなことに関心を持つようになる
書くネタを探そうという意識から、物事を簡単に流さなくなる。
・他のメンバーに「情報発信しろ」と言いやすい
自分がやっているので指示しやすい。
・備忘録
自分自身の日記的な役目もある。
まだまだありそうな気がしますが、個人的にもビジネス的にもとても役立っていることは間違いありません。
「なぜブログを書くのか?」
↓
「役立つから書いている」
それだけです。
基本的に自分のために書いているので、アクセス数とかも全く伸びませんが、それほど気にしていません。今どき、これだけ多くのブロガーが書いているのですから、私のように情報発信が仕事というわけでもないなら、読み手を意識した内容を書くより、自分で自分に関する好き勝手なことを書いている方が個性的な内容になり、たまたま内容がマッチした人に何らかのヒントになれば、というくらいで十分じゃないかと勝手に思っています。ブログは執筆料をいただいて書く記事とは違いますから、自分中心に考えて良いはず、と考えています。もちろん、第三者に迷惑がかかるようなことは論外ですが。
ということで、気楽に書いているので、書くことがなくて悩むことは滅多にないのでした。
人により「ブログを書くこと」に求めることは違うと思いますが、少なくとも書かないよりは書いた方が良いことはたくさんあります。完璧を目指して結局全く書けないよりは、気楽に書き続ける方が前に進めるはず、というのが私の意見です。
ついでに、、
情報発信していると、多かれ少なかれ批判を浴びることもあります。でも、批判してもらえるということは、少なくとも読んでもらえているわけですし、無反応よりははるかにありがたい、と考えることもできます(著書でも「批判を浴びたものほど売れた」という経験があります)。批判するだけなら誰でも簡単にできるものです。しかし、批判している内容を自分で実践できている人はほとんどいません。「あなたのブログはひどい。私のブログはここにあるから、これを参考にしろ」という感じに批判してくる人はまずいませんから。そう考えると、「こっちは書いているだけでも頑張っているんだ」と思えるわけで、あまり気にせず、自分の思うように続けていくのが良いと思います。
書き続けること・・・継続こそ力なり!