徹夜リリース作業:ネットワークインフラは大変
昨晩から徹夜でリリース作業を行い、まだ稼働監視中です。あまり具体的なことはもちろん書けないので、徹夜でのリリース作業の雰囲気をご紹介しましょう。。
・昨日は週初めなので、朝から自社で朝礼・幹部ミーティング・各部でのミーティングなどを朝からこなし、そのまま21時頃まで自社で仕事。その後リリース作業の現場へ。
・22時に関係者が集合し、ミーティング&事前準備
・0時半頃にデータセンターに移動し、リリース準備
・1時にリリース作業開始。深夜とはいえ利用者はいるので、冗長化で切り替えながら、サービスは止めずに作業。
・動作確認をしながら、順次対象システムの入れ替え・確認作業。
・5時前に一通り作業を完了し、データセンターを退出。
・別の場所で稼働監視を行いながら、軽く休憩。
・10時にミーティングを行い、徹夜組は完了。
・19時まで稼働監視を行い、完了の判断。
だいたい、こんな感じです。詰め所みたいなミーティングルームで、短い仮眠(というか、スリープモードに勝手に陥っている)程度で、まさに徹夜作業です。年寄りにはなかなか大変です。。
ネットワークインフラは、使う側としては、使えて当然であり、少しでも調子が悪いととても困るものですが、それを支える仕事はなかなか大変なのです。影響の少ない深夜のリリースはもちろん、万が一のトラブル発生時にも、昼夜問わず緊急対応ということはよくあります。銀行のATMなどに比べれば楽と思うかもしれませんが、その分、体制も小さな規模で運用していることがほとんどですし、開発予算や期間も非常にシビアです。そんな中でどれだけの結果を残せるかが腕の見せ所と言えるでしょう。
ソフトウェアのバグ、ハードの不具合、回線の不具合、トラフィック量の想定ミスなど、多くの障害要因を予測し、対処する力はもちろん、トラブル発生時の切り分け・対策など、総合的に対応できなければ、依頼主は安心して開発・構築を依頼できません。さらに、安心するための情報量・コミュニケーション力なども大切です。
そんな大変な仕事を選ばなくても・・・と思うかもしれませんが、自分たちが構築したシステムが多くの方に使われているという喜びと、難しいからこそやりがいがある、ということで、ネットワークインフラの開発の仕事は大好き、というメンバーが集まっている(集めた?)ので、当日は疲れ果てても、結構楽しみながら活き活きとやっているのでした。。