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プログラミングでメシが食えるか!?

旧世代プログラマの弱点?

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当社の田中君が、いきなり、かなりの間連続で「TOP10 - 過去2日間のアクセストップ10」に入り続ける記事を書いていて、彼のセンスの良さにあらためて感心しているところなのですが、、
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タイトルが「次世代プログラマの弱点」。プログラマー社長としてはちょっと反応してみたくなりました。。

「一昔前のプログラマはコンピュータが好きで好きでたまらないような人が多いと思うのですが、私はそこそこ好き程度なのです。」

確かに当社メンバーはマニアックで、コンピューターが大好きな連中が揃っていますが、そうでない人も結構いたと思います。私自身も大学生の時にアルバイトでプログラミングをやるまでは、どちらかというとコンピューターは嫌いでした。

「恐らく、昔と比べてプログラミングをする敷居が下がった為でしょう。」

これは正しいでしょう。私がアルバイトをするためにNECのPC9801M2を買ったときに、一式揃えて40万円。20万円親に借りて、20万円は「おまえに投資する」と、親が出してくれました。OSやコンパイラを入手するのも大変でしたし、本をはじめとして情報もほとんどありませんでした。まあ、だからこそワクワクしてやる気になったとも思いますが・・・。

「デバッグもボタンをポチポチ押しているだけで出来てしまいます。」

ボタンをポチポチ押すスタイルの操作性は、旧世代プログラマにとっては今でも苦痛の一つですので、その方が簡単かどうかは微妙です。

「プログラミング以外の知識が無くてもソフトウェアが作れてしまっていたわけです。」

私は誰にも教わらずにプログラミングのアルバイトをはじめましたので、そんなにいろいろな知識があったとは思えませんねぇ。

「私と違って正当に順を追って知識を身に着けて来た人」

独学でやっていたので、正当に順を追って知識を身につけたとはとても言えません。ポインターをちゃんと理解していなくても巨大なCADシステムを作ってました(後から見るとばかげたソースでしたが)。

ということで、確かに当社でいうと、種田君のようなマニアもいますが、そうでない人もたくさんいたわけで、知識の有無やマニア度はそんなに関係ないのではないかなぁ・・・というのが私の感想です。

むしろ、情報が少なく、頼れる先生や先輩もいない中で、「なんとかしなければならない」という精神状態を乗り越えたかどうかが、今でも活躍しているプログラマーかどうかのポイントだったのではないかというのが、私の考えです。

「環境が少し変わってしまうと、途端にプログラムが組めなくなってしまったりするんですよね。。。」

今はググればほとんどの答えやヒントは見つかりますし、周りにいくらでもできる人がいますから、「自力で何とかする力」が育ちにくいのではないかと感じています。

とはいえ、昔に比べると情報や環境が良くなった分、短納期の仕事ばかりになりましたから、仕事で考えるとやっぱり昔よりプログラマは大変になっていると思います。

さて、逆に旧世代プログラマの弱点を考えてみると・・・

やっぱり小さい頃からコンピューターに触れてきた人との違いは、いたるところで感じる気がします。様々なデバイスの使いこなしをはじめとして、若い人とはコンピューターの位置づけが違う気がしますし、ましてや、今の小中学生などにPCや携帯を渡したときに、一瞬で感覚だけで使えるようになってしまうような面では、大きな違いがあるのだと思います。

もう少しプログラマとしてのポイントに絞ると、これは私個人なのかもしれませんが、若い人たちは使いこなしが上手いと感じます。オープンソースやフレームワーク、ライトウェイト言語など、あるものを上手に使いこなせる人が若い人には多く、私のように頑固に「自作したもの以外信じない」というようなタイプは少ない感じがします。

まあ、実際には世代以前に、個人差の方が大きい気もしますが、いずれにしても自分の弱点や傾向をわかっているのはとても大切で、それを克服するのも良いですし、あるいはそれを補うような仕事の仕方を考えるのも良いことだと思います。プログラマは一人一人得意分野もスタイルも違いますが、それがまた良いことなのではないかなぁ、と思っています。

誰にも教わらずにプログラマとして仕事を20年以上続けてきましたが、最初からコンピューターやプログラミングが好きだったわけではなく、続けるにつれてどんどん好きになり、今でももちろん大好き、という感じですので、今の知識がどうのこうの、というより、これからどんどん好きになれるように取り組んでいけば良いのではないでしょうか。

独学でも11冊も本を書けましたし・・・

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