お客さんは共栄を望んでいる
今日は午後、新規で開発のご依頼をいただいたお客さんと打ち合わせをしてきました。お声がけいただいたきっかけは、ご担当の方が、私の著書を以前から3冊お持ちで、新たに開発の依頼先を考える際に、そういえば、と思い出した感じだと伺っています。当社としては技術的にはあまり心配な点はないのですが、業務分野としてはほとんど経験がない分野です。
数社、依頼先を検討されていたようですが、当社の契約的な条件面が良かったことや、メンバーの熱意もあり、初めてのご依頼をいただくことが決まりました。実は私がタイに行っている間に本決まりのご連絡をいただいた、とメンバーから報告があり、私が不在でも本当にしっかり進めてくれるメンバー達が揃っているのは、私の自慢の一つです。
今日のキックオフミーティングでは、取締役の方もご挨拶してくださり、細かい進め方の打ち合わせもあったのですが、何よりも、「せっかくご縁があって一緒に仕事をすることになったわけで、このプロジェクトを成功させ、お互いにとって発展的な関係が築けるようにお願いしたい。」という点がポイントだったと思っています。技術陣での詳細ミーティングでも、当社のメンバーに対して、「アラートはすぐにあげてね。早ければ何とかできるはずだから。この仕事を成功させ、この分野でのノウハウも身につけ、長く一緒に仕事をして欲しい。」というようなお言葉もいただきました。
お客さんにとっても、開発の依頼先がしっかりと発展し続けることは重要なのです。たまたま一回の開発が安く仕上がれば良いというものでもないのです。システムは完成した後もメンテナンスや改良がありますし、せっかくお互いのやり方を把握したら、他の面でもどんどん協力関係を広げた方がお互いにとってメリットがあるのです。その点をお客さんももちろん理解していますので、当社メンバーに対しても、「その場しのぎやごまかしはせず、情報を共有しながら上手く進めたい」と言ってくださるわけです。
私の社会人人生最大の宝は、このようなすばらしいお客さんに、たくさんで会えたことです。もちろん運もあると思いますが、まずは自分を、自社を正直にしっかり見ていただくこと、見ていただくチャンスを増やすことだったと思っています。著書・ホームページ・ブログなど、個人的にも様々な方法にチャレンジしてきましたし、一度出会えた方とはできるだけ関係を維持し、広げてきました。信頼を裏切ることがないように、誠実に、なおかつ、お互いが一緒に仕事をして楽しいと思えるような関係が作れるようにしてきました。もちろん、その方が私自身も楽しく有意義だったからなのですが。
今回の仕事もお互いにとってすばらしい一歩になるよう、メンバー共々しっかり取り組みたいと考えています。
さて、夜にはタイに同行した方々と会食する予定があり、待ち合わせ場所の八重洲ブックセンターを見ていたら、、
先行販売で、著書が並んでいました!
すでにお世話になっている方々に差し上げたりしていますが、そもそも、それほど高価な本ではありませんので、ご興味ある方は是非手にとって読んで見てください!