新規お問い合わせの経路:自分から情報発信することが大事
このところ、毎日外出ばかりで、もともと外出好きの私としてはとてもうれしいのですが、外出先は、既存のお客さんがほとんどです。既存のお客さんとのミーティングはお互い慣れていますし、有意義でとても楽しいのですが、ワクワク度はやっぱり新規のお客さんですね(!?)。
今日はあるお客さんから新規のお問い合わせをいただき、メンバーが対応させていただいていたところ、開発の相談で、できれば早めに打ち合わせをしたい、と言うことでしたので、早速今日、訪問してきました。私が短気なので(?)メンバーも皆すぐに動いてくれるようになっているのはうれしいところです。
訪問して、開発要件のお話しなどで盛り上がり、「来ていただいてとても有意義でした」と言っていただけたのはとても光栄なのですが、どうやって当社を見つけていただいたのかと訪ねてみると、「小俣さんの著書を以前からプログラミングの参考にしてましたから」ということでした。
おそらく、この本だと思います。
すでに絶版になってしまっていますが、メンバーの種田君が改訂版を書いてくれているので、
ちょうどご挨拶代わりに持参していたので、差し上げました。
著書やブログは、それ自体がどんどん営業をしてくれるものです。書いている人がどんなことが得意であるか、どんな考えで仕事をしているかなどを、多少なりとも知った上で問い合わせをするのは、何の情報もないのに問い合わせるのに比べればはるかに敷居が下がりますし、的も外さないでしょう。
これまでも、取引口座を作る際に「こんな著書を出している人の会社ですから」で信用してもらえてスムーズに進んだり、あるいはブログを見て製品を知ってお問い合わせいただいたり、著書やブログが仕事に役だってくれたことは、数え切れないほどです。
まずは、自分から情報発信。しかも、できるだけ自分を表現したものを発信することが、実は何よりの宣伝になることを、私は身をもって経験してきました。下手な広告よりも効果があると思っています。
みんなやればいいのに、と思っているのですが、やらない人は、「見せるほどのものがない」「見せすぎるとなにか困ることがあるのではないか」などと考えているようです。個人の情報発信は、あまり大げさに考えないで始めるのがいいと思っています。まずは自分が好きなことで続けることです。立派なことを書こうと思うから書けないものです。続けていればそのうち表現することに慣れます。
ということで、事業を知って欲しい、製品・サービスを知って欲しい、と思うのなら、まずは自分からの情報発信を続けてみるのがお勧めです。オルタナブロガーは皆、ブログをとても上手に活用しています!