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プログラミングでメシが食えるか!?

単三→単一スペーサーを自作してみた:その2

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先日書いた「単三→単一スペーサーを自作してみた」は、ちょうど困っている人も多いためか、非常に多くのアクセスがありました。先日秋葉原のお店を見た感じでは、エネループ純正スペーサーは見かけませんが、他のタイプはちらほら売っているお店もありました。もっとも、震災前までは2個で100円くらいだったのが、1個で150円〜300円くらいでしょうか。ヤフオクよりはマシですが・・・。そのうち大量に出回ると思うので、慌てない方がいいと思います。

さて、私自身としては前回作ったものがあまりにも現物合わせで、4個のばらつきも大きく、もう少しまともに作ろうと思って、また小さいネジなどの部品を買ってきて作りました。安い電池ボックスも買ってきたので、分解してバネを使おうと思ったのですが、あまりにも強力すぎて、手作りの華奢な構造ではとても無理でした・・・。

B1
今回、一番こだわりたかったのが、4個のばらつきをなくしたいことで、まずは上下のプラ版の円形切り抜きを、こんな道具を使ってやってみました。本当は穴を開けるための道具で、抜いた方はあまり綺麗ではないのですが。。

B2
こんな道具をもともと持っているのも珍しいかも知れませんが、昔カメラ用のレンズマウントアダプターを自作していた頃に買ったものです。レンズマウントアダプターは特集の専門誌の見開きページに登場したのもなつかしい!このへんに昔書きました。
この工具は、本当はボール版のようにドリルが固定されるものでやらないと危険です。プラ版はまだいいですが、金属板だとかなり危険です。
さすがに8個の円はバッチリ揃いました!

B3
妻に毎回叱られるのですが・・・たしかに削りかすや金属の切りかすだらけで、金属は危険でもありますね。。

B4
今回は部品もネジやステンレス版などを揃えてから作ったので、精度が高く、接着前にネジだけでも結構しっかり組み上がりましたので、一応部品構成を写すためにばらしてみました。1.7mmφの小ネジが実は結構高いのですよねぇ・・・。2mm以上だと普通にあるのですが、2mmの皿ネジだと、この厚さのプラ版やプラ棒ではちょっと大木過ぎなのです。。
マイナス極側のバネ代わりは、前回はアルミ板を使ったのですが、弾力がなく、今回はステンレス版を使いました。これまたちょっと高いです。

B8
プラスチックは、プラリペアで頑丈に接着して完成です。うーん、材料費も結構かかっていますし、慣れてもやっぱり4時間くらいはかかったので(今回は加工も丁寧ですが)、とても商売にはなりません!

B5
前回のと比べると断然まともですが、写真だと良くわからないですね・・・。

B6
さっそく、ランタンに入れてみると・・・ちょっと直径が大きすぎみたいで、蓋が閉まりません。。

B7
今回はステンレス版のおかげで、筒がなくてもしっかり保持されるので、筒なしならちゃんと入りました。

B9
バッチリ点灯できました!・・・となりに小さくて明るいものが並んでますが・・・?

B10
実は、懐中電灯というかフラッシュライトもいろいろあります。右端の小さいのは子供たちにプレゼントしたものです。シルバーのはもう10年以上前に買ったもので、その隣はLEDタイプ。さらに隣が、高輝度多機能フラッシュライトです。

B11
ついついアタッチメントもいろいろ買ってしまってます。今どきのLEDは恐ろしく明るいですねぇ・・・。

ということで、息子に電気や光の(つまり理科のお勉強)話をしたりしながら、親子のコミュニケーションを楽しんだのでした。

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