Cマウントレンズ:APS-Cでのけられ具合
趣味ネタです。
ミラーレス一眼NEX-5にCマウントレンズで楽しんでいますが、APS-Cでのけられ具合をもう少し調べてみました。
まずは中国製35mmF1.7とマクロスイター50mmF1.4です。
センサー側のレンズ径を比べると、どちらもほぼCマウントいっぱいいっぱいですね。
35mmF1.7の、無限遠での絞り開放〜2.8,5.6,16と、最近接絞り開放です。
このレンズは絞り開放の方がけられますね。近接するほどけられないのはマクロスイターと同じです。
こちらがマクロスイター50mmF1.4の、無限遠での絞り開放〜2.8,5.6,11,22です。最近接だと全くけられません。こちらは絞るほどけられます。
基本的に、後玉がセンサーから遠くなるほどけられないのは、何となく想像ができますね。
けられ具合からすると、35mmF1.7の方が少なく、イメージサークルが広いといえますが、このレンズは球面収差がかなりあるので、まあ、難しいところですね。
ちなみに、35mmフルサイズ用のレンズ、OMズイコーマクロ50mmF2と比べると、対物側はマクロスイターの方が大きいのですが、
センサー側はOMズイコーの方が大きく、さらにフランジバックも長いので、センサーとの距離も遠くなり、けられにくいというか、APS-Cでは全くけられないわけです。
ちなみに、どのくらいフランジバックが違うかというと・・・
レンズはどちらも無限遠にして、天井の蛍光灯のピントが合う位置がこんなに違うのです。結構この写真は一人で撮るのが面倒で、、三脚を使ってセルフタイマーで撮影してます。。
Eマウント用アダプターをつけると、こんなに違うのですねぇ。どちらも最近接に繰り出しています。
なかなか奥が深いです。
スイス製のマクロスイター50mmF1.4で、スイス製の電気機関車のスイス製の鉄道模型を撮影してみました。F5.6だったと思いますが、絞ればとてもシャープです。鉄道模型はスイスのHAG製のHOゲージで、元々は2線式直流用ですが、デコーダーを積んで、メルクリンのレール(3線式)でデジタル制御で走るようにしてあります。最近鉄道模型を走らせてないなぁ・・・。