社内で突っ込まれて、きちんと説明できないようでは駄目
毎週週初めはミーティングがあるので、ミーティングに関する話題が多くなります。今日の会話の様子です。
「今回のキャンペーンは***という感じに行こうと考えています。」
「そのキャンペーンは単に自分の首を絞めているだけじゃないの?」
「いえ、、例年仕事量が減る*月に向けた期間限定のキャンペーンですので・・・」
「仕事量が減るのにキャンペーンしたらますます売り上げが下がるんじゃない?」
「そうなんですが・・・」
社内で突っ込まれて、きちんと説明できないようでは、お客さんに説明できるわけがありません。
たいていの場合、こういう状態になるパターンとして、「**キャンペーンとか考えてみたらどうだ?」と言われて、そのまま自分でも考えたつもりになっている場合です。「言われたからやります」状態です。自分たちでそのアイディアをベースに考えて、自分たち自身が「これならいける!」という状態になれていないから、説明がふらついてしまうのです。
さらによくあるパターンが、実は「**キャンペーンとか考えてみたら?」と言ってくれた人は、もっと大きな課題に対して「たとえば、こうしてみたら?」と言ってくれているのに、聞く方は「**をやればいいんだな」と受け取ってしまうケースです。本来の戦略や課題はすでに頭から消えてしまい、目の前の戦術のみを考えてしまうので、ピントがずれた状態になってしまうのです。
事業には正解はありません。お客さんと、やり方とやる人が合わさってどうなるかが決まるので、同じやり方をしても結果は全く違うのです。「言われたからやってみるか」ではなく、「自分たちならこうする」と、きちんと自分で考えて行動しなければ、どれだけすばらしいやり方だったとしても結果には結びつかないものだと思います。
ついでに・・・
やり方をどれだけ考えても、考えているだけでは何も生まれません。とっとと決めて、実行してみなければ。うまく行くかどうかはやってみないとわからない部分も多いものです。方針と意識合わせができたら、まずはすぐにやってみることが大切です。それで問題があれば修正しながら進めばよいだけのことです。