やると決めたことをやらないということは・・・
今日は年内最後の社内ミーティングを行い、下期の半分が経過した時点での目標達成具合などを聞きました。
世の中の景気が悪いということは誰もが感じていることだと思いますが、当社のような小さな会社の仕事がなくなるほど仕事がないわけではありません。業績が悪いということは、やり方や行動に問題があるからなのです。
一番問題になるのが、ミーティングで「こうしよう」と決めたことがきちんと進んでいないことです。責任者や経営者は事業がうまくいかないとより大きな責任を取らねばなりませんから、そうならないように、報告を受けながら、具体的な指示を出しているわけです。ところが、それをやらないというのでは責任の取りようがなくなってしまうことになります。指示通りにやって駄目であれば指示を出した側の責任とも言えますが、指示通りにやらなければ、いったい誰が責任を取れるのか、ということです。
もちろん、メンバー一人一人はロボットではありませんから、現場で臨機応変に判断して行動していく必要がありますが、その判断基準は事業方針・経営方針に則ったものである必要がありますし、その行動は責任者に報告し相談する必要があるのは当たり前のことです。
責任者からの指示に納得できない、やっても無駄だと思うから、勝手にやらなかったというのもひどい話です。それなら指示をされた際に「そうは思いません、こうすべきでは?」と議論して、関係者が納得した上で行動しなければなりません。引き受けたかのようにみえてやらないのは論外です。
うまくいっていない事業・分野には、必ず理由があるはずです。多くの場合、社会やお客の問題ではなく、自分たちの問題なのです。自分たちがやると決めたことをきちんとやっていないことが問題なのです。ずるずると先延ばししては駄目です。やると決めたらすぐにやって、その結果を見てまた次を考えていくことの繰り返しが成功への道です。
そんな話をしながら、正月休みにきちんと自分自身を見直し、考えるように、という指示をしました。まあ、そもそもこの指示すら本当に守ってくれるメンバーがどのくらいいるのか、という心配もありますが。。
当社のような小さな会社でも、良い事業と悪い事業が混在してしまっています。どうせなら良い方向に全てを持っていきたいと考えて様々な判断・指示をしてきていますが、実際に行動して変えていくのは当人たちです。どれだけ強い意志を持って、やるべきことをやっていけるかが分かれ目です。
さて、かなり説教臭くて思い話でしたので・・・
午後には新しいお客さんとのミーティングと、以前お世話になった懐かしい方とのご挨拶をしてきました。新規の話は、またまた難易度の高い提案の相談を受けましたが、ワクワクするような内容ですし、我々の得意分野でもあるので、腕試し的な仕事になりそうです。
今日もミラーレス一眼NEX-5を持ち歩いていたので、お客さんへのご挨拶に向かう途中で撮影。純正パンケーキレンズでVividモード。すかっと気持ちの良い写りですねぇ。
明日は仕事最終日ですが、まだまだ社外でのミーティングが入っています。気合いを入れてがんばります!