**したいという強い思いが大切
今日は午前中はソフトボールの練習、それから息子と野球の練習(?)、午後は娘と散歩しながらじっくりと話をしました。娘は中2なので、進学とか勉強とか、いろいろと悩み始める年頃です。
英語の参考書コーナーに寄ったときに、東大生たちが書いた参考書がありました。その中に、「東大生は記憶力が他の人に比べて高いとか、頭の回転が速いとか、そういうことで頭が良くなったのではない」と書かれていました。
「よい点を取りたいと強く思ったから、そうなったのだ」
当たり前のことですが、それがなかなかできないものです。娘も「うーん・・・」という感じでした。
私は中学の3年間、非常に成績は良かったのですが、今思い出しても、あの頃は「テストを楽しんで」いました。ゲームみたいなものです。テスト用紙が裏返しのまま配られ、開始時間を待っている間は武者震いをしていたかも知れません。「100点取るぞ!」と。
普段はガリ勉だったわけではないのですが、テストの最中の気合いはかなり入っていたと思います。その結果、難しい問題でも何とか解いたり、あるいは何度も見直してミスを減らしたり、ということにつながり、高得点を取っていたのだと思います。一番点が高いときで、5教科で漢字の跳ねが2カ所なかったということで2点減点されただけ、ということもありました。
まあ、成績が良くて、良い学校に進学することが人生の幸せにつながるとは限りません。しかし、今の時点で将来何をしたいのかが決まっていないなら、やっぱり良い学校に進む方が将来の選択肢は広がるとは思います。
そんな話をしながら散歩をしてみましたが、親の思うようにはならないものですし、親が言うことが意外と正しかったと気付くのは同じくらいの年齢になった頃ですので、無理強いはできません。でも、いろいろなきっかけはあげなければと思っているのでした。
来年は受験生ですからねぇ。受験生を持つ親の経験を、私自身も楽しむくらいの気持ちで行きたいと思います。。