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プログラミングでメシが食えるか!?

思う心のあざ桜夜半に嵐の吹かぬものかは

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2週間くらい前から社内でD・カーネギーの本を読むようにと、何冊か経費で購入し、各フロアーに置いておいたのですが、今朝の社内ミーティングで、実際に読んでみたか?という確認をしたところ、幹部クラスでもまだ読んでいない人がちらほらといる状態でした。さらに、会長から「どんなことが書いてある本だと聞いているのか?」と突っ込まれると、「まだ読んでないので・・・」という返答も。。

このところブログでも繰り返し書いていますが、人に勧められた本をなぜすぐに読んでみないのでしょう。読みたくないのなら、最初から「読みません」と言う方がまだマシかも知れません。

「時間がなくて・・・」という人も、言い換えれば「あなたの話には興味なくて・・・」と言っているのと同じことだということを認識しなくてはなりません。

仕事ができる人は、今すぐできること、やるべきことを先延ばししないものです。人から本を紹介されたら、その人にできるだけ早くお礼を言ったり、感想をネタに会話をはずませたいからです。先に延ばしても何も良いことはないのです。

会長はずっと以前から社員に対して「思う心のあざ桜夜半に嵐の吹かぬものかは」という親鸞聖人の有名な言葉とともに、「すぐできることは先延ばしするな」と指導してきました。「そういう社員が揃っていれば会社がおかしくなるはずがない!」と。私もその通りだと思います。もちろん当社にもすぐにやるメンバーもたくさん揃っています。そういうメンバーたちの行動を見て、自ら気がついて心をただして欲しいと思うのでした。

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