ステージが上がってきたときに、ひとつ気にとめておいた方がよい発想:After that ?
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先日、「経営者と社員の食い違い」というブログを書きましたが、今朝の社内ミーティングではその延長として、「After that ?」の話になりました。私が話したのではなく、当社MBA保持者の企画担当の方が、分かりやすいプレゼンをしてくれました。
ステージが上がってきたときに、ひとつ気にとめておいた方がよい発想
先日の、「経営者と社員の食い違い」の内容で、経営者と社員は立場が違う、求めるものが違うという話を書きましたが、社員一人一人に経営者の意識があるかどうか?という投げかけがありました。
まず、このブログやドジっ娘リーダー奮闘記でも書いています(『?』5回は、愛のサイン)が、「なぜ×5」はすでに皆さんご存じだと思います。課題に対して「なぜ?」を繰り返すことで、原因の分析を行うことです。これは、やることが決まっている立場の人、つまり、現場に近い人にはとても大切です。
もっと上の立場になると、「After that ?」つまり、「それで?」を意識するようになります。原因の分析ではなく、影響を分析したいのです。原因が分かった上で、
- 結論は?
- 何をして欲しいのか?
- 今すぐやらないとどうなるのか?
- どうしたいのか?
を知りたいのです。
上の立場の人に報告していて、「細かいことはいいから、要するになんなんだ?」と言われることはないでしょうか?これはまさに、上の立場の人の視点で欲しい報告ができていないから言われることなのです。
現場では毎日目の前の課題をこなすことに忙しい状態ですが、
- 自分たちのことで精一杯だったのではないか?
- 自分たちがやっていることが、会社にとってどんなインパクトがあるのか?
- 「なぜ×5」も必要だが、「それで?」も必要
ということなのです。
上の立場の人がどんな立場でどんな判断をしているのかを把握し、それに見合う内容の報告・相談をするようにすれば、食い違いも減りますし、自分自身のステージも高めていける、ということになりますね。
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