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プログラミングでメシが食えるか!?

ドジっ娘リーダー奮闘記: “どこでも一緒”でいいのかな?  公開

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昨日、最新のドジっ娘リーダー奮闘記「”どこでも一緒”でいいのかな?」が公開されました。

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今回は説教臭い内容ではなく、オフタイムでの付き合い、というような感じの内容です。

私が社会人になった頃は、当社に限らず、かなり多くの会社で「社員旅行」があったりしたものです。私の会社では夏と冬に開催し、夏は海に行って海水浴、冬はスキーでした。1泊か2泊だったと思いますが、費用は半額会社負担で、半額は毎月給料日に幹事が徴収して積み立て、という感じでした。ところが徐々に社員旅行に対して批判が出るようになり・・・海はキライだ、とか、スキーはやらないのに、とかいう感じでしたが、では単に旅行にするか、と泊まりがけの旅行になったところ、今度は宴会で酔った勢いで会社や社長に対して不満をぶちまける状態になったそうで(その頃は私は会社と対立していて参加してなかったもので)、結局泊まりはなしで、単に日中集まって何かして飲んでおしまい、という感じで続いています。

はっきりいって、社員の立場からすれば、会社が半額負担するくらいならその分給料を欲しい(大した額ではなくても)、とか、仕事が忙しいのに遊んでいられるか、とか、いろいろ言い分はあるわけです。

社員旅行やレクレーションとまでいかなくても、部で飲み会、というのはたくさんあることでしょう。それも同様に、夜にまで自腹でなんでつきあわなければならないのか?とか、不満はたくさんあると思います。

チームとの一体感が高ければ高いほど、イベントにも積極的に参加したくなるものだと思いますが、リーダーとしては一体感を高めるためにもイベントに参加して欲しいと思うわけで、卵か鶏かの話になってしまうわけです。

私自身は、参加したい人だけでやればいいじゃないか、という考えでずっときましたが、このところちょっと新しい発見があり、記事にも書きましたが、ペーパードライバーの練習会、とか、マリオカート大会、など、実はそんなに強制的な雰囲気を醸し出さなくても集まるときには集まるもので、特にマリオカート大会は、当初冷ややかな視線を送っていたメンバーたち(私もそうでしたが)も、やっぱり楽しそうだな・・・と後から加わった人が結構いたのです。わざわざそれをきっかけにWiiを買った人も何人かいました。その後なかなかタイミングが合わなくて開催できてませんが。。

ということで、あまり一つのイベントに全員参加とかたく考えるより、いろいろなイベントをそれぞれのメンバーが主催して楽しんでいて、その集合体として全体の集まりというのができれば、実は意外とすんなりとみんな参加するようになるんじゃないかな、というのが最近の考えです。

この考えの一番のポイントは、リーダーが旗を振るのではなく、メンバーの中に旗を振る人が何人か必要という点です。リーダーの雰囲気作りも大切ですが、それ以上にいろいろな分野で盛り上がってくれるメンバーたちの存在も大切なのです。よいメンバーがいるチームはますます良くなっていくものです。

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